相手にイライラした時に知っておきたい発想の転換(2)

みさき みさき

 

こんにちは。”伝わる”技術研究家のみさきです。

相手にイライラした時の対処法をいくつか持っておくと、心の風向きを変えることができ、ストレスを抱え込まずにいられます。

今回は、その一つをご紹介いたします。

相手を自分の思い通りにしようと、苦しくなる

「どうして○○しないの?」

「もっと○○できないの?」

部下や後輩、または奥さんやご主人に対して、気がつくとそういうものの言い方をしていることってありませんか?

私も経験がありますが、これは他人を自分の思い通りにしようとする心で、相手も自分も苦しめることになります。

相手の心に余裕があるときは、反省を促(うなが)す、有効な言い方になる場合もありますが、たいがいは相手を攻撃するにとどまります。

相手に余裕がないとき、疲れているとき、自信を失っているときには、相手を否定する言葉になります。

相手の心は萎縮(いしゅく)してしまい、ときに反発や暴力になったりします。

言う側としては「相手を否定しているつもりはない、直してもらいたいだけなんです」と思っているので、その反発や殻にこもる態度がストレスになり、ますます厄介な事態に陥る場合もあります。

 

例を出してみましょう。

あなたと私が同僚だとします。

私があなたに、今度の会議資料の作成を依頼しました。

あなたは一生懸命資料を作成して持っていったところ、私があなたにこう言ったらどう思われますか?

「もっと早く作ってくれませんか」

「どうして早く作れないんですか?」

どうでしょうか・・・

何かカチンときますよね。

自分なりに、考えて作っているつもりなのに、それを否定されたような気持ちになりますね。

「そんなに言うなら、自分で作れよ」と、言いたくなります。

相手に変わってもらいたい時にかける言葉を変える

これに対して、相手の現状を認める言葉はどう言えばいいのか、これは意外に簡単です。

「よく○○しているね」「よく○○したね」

この○○に、【相手が現在やっていること】を言えばいいのです。

または、この○○に、【相手にやってほしいこと】を言えばいいのです。

そうすると相手は自信を持ち、やれるようになってくるのです。

「どうして○○できないの?」と相手の落ち度を責めるのか、「よく○○してるね」と相手の良い点を尊重するかで、相手の受け心が全く変わります。

人間関係を良くする「シーソーの法則」

「シーソーの法則」をご存知でしょうか。

自分と相手との間にはシーソーのようなものがあり、これで人間関係の良し悪しがわかるという法則です。

シーソーの真ん中にはボールが置いてあります。

自分側が上で、相手が下の時には、ボールは相手のほうに転がります。

逆に自分側が下で、相手が上の時には、ボールは自分のほうへ転がってきます。

ボールは相手の心をたとえられています。

相手を見下げれば、相手の心は離れる。

相手を褒め、尊重をすれば、相手の心が自分に近づいてくる、という法則です。

まとめ

相手にイライラする原因の一つに、「相手が自分の思い通りに動いてくれない」という思いがあります。

この心のままに発する言葉は相手を否定することになり、人間関係に亀裂が生じます。

相手に変わってもらいたい時には、まず相手の良いところを具体的に褒めてみてはいかがでしょうか。

人に与えると、人から与えられるようになってきます。

 

(関連記事)

相手にイライラした時に知っておきたい発想の転換(1)

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みさき

みさき

はじめまして。みさきです。
10年間、コンサルティングの仕事を通して学生から同年代、年上の方まで多くの方々とお話してきました。退職をして奥さんといる時間が増え、夫婦関係が上手くいかないと悩んでいる人、子供が何で悩んでいるかが分からないなど……。人間関係で悩んでいる人が多いことを知り、コミュニケーション力について学ぶようになりました。
ブログを読んだ方の心が少しでも軽くなる一助となれば、嬉しいです。
現在は「動画で学べる仏教」の制作をしています。
好きなことは、アイデアを組み合わせて新たなアイデアを作ること。砂糖を使わないスイーツ作りです。どうぞ宜しくお願いいたします。
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