礼儀の心得|礼儀はなぜ大切?礼儀の基本とは?

九条えみ 九条えみ

人間関係向上サポーターの九条えみです。

私の勤めているチューリップ企画では「生きる喜びをすべての人に」を企業理念として、各地でホール上映を行っています。
私も参加することがありますが、ベテランスタッフの礼儀作法には学ぶことばかりです。

礼儀が身についている方は、おもてなしに不自然さが無いところがすごいなぁと感じます。
また、マニュアルにとらわれず臨機応変に対応されるんですよね。

今回は「礼儀」をテーマにして、礼儀が身につく思考法をご紹介します。

目次

  • そもそも、なぜ礼儀が大切なの?
  • 礼儀の基本とは?
  • 相手目線を持つことが礼儀の第一歩
  • 相手目線は「日常を疑うこと」から
  • 「自利利他」の精神は礼儀に通じる
  • まとめ

そもそも、なぜ礼儀が大切なの?

そもそも「礼儀」とはどんな意味でしょうか?
辞書を引くとこう書いてありました。

人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法。

お互いが好き勝手な行動をしていては、衝突が起こって共同生活が成り立ちませんから、組織の中でのルールを決めて皆が守るように努力するのです。
また礼儀を軽んじる言動は、相手よりも自分を優先するからではないでしょうか。自分は大切にされていないと感じさせる言動は相手を不愉快にさせるでしょう。

礼儀の基本とは?

礼儀の基本は「相手の立場に立つ」ことです。
無人島で一人暮らしをするならば自分が生き延びることだけ考えれば良いですが、私たちの生活には“相手”がいます。

ビジネスマナーセミナーに参加したときに礼儀には3段階あると習いました。

1.相手が不快に思わない
2.相手が大切にされていると思う
3.相手が嬉しいと思う

1→2→3の順で難易度が上がりますが、まずは相手を不快に思わせないことが礼儀の入り口です。
ことわざにも「己の欲せざる所は人に施す勿れ」とあり、家庭や学校でも「自分がされて嫌なことは人にもしちゃいけないんだよ」と教えられました。
まずは不快さを与える言動に慎み、その上で相手を思いやった言動を取っていくのですね。

相手目線を持つことが礼儀の第一歩

先日、こんな話を聞きました。

ある人が北海道にある13階建ての立体駐車場に車を停めました。
この駐車場は1フロアに100台ほど駐車でき、いつ行っても満車状態です。

普通の立体駐車場は「1階、2階」や「A-1、A-2」という表記で印象にも残りにくいので、1300台の中から自分の停めた車を見つけ出すのって簡単じゃなさそう…(^_^;)と思って聞いていると、番号を覚えていなくてもすぐに見つけることができたそうです!

どんな仕掛けがあったんでしょう??

実はこの駐車場は「リンゴの階」「バナナの階」「トマトの階」というように食べ物の名前が当てられていて、リンゴの階にはリンゴの絵がいたる所に描かれ、バナナの階、トマトの階も同様になってるんです。
そして、リンゴの階にはリンゴのメモ用紙が置かれていて、駐車した番号を書けるようになっています。

その方は全国を回り色々な駐車場を利用されていますが、その北海道の駐車場は「停めた場所がすぐに分かる!」と熱く語っておられました。

駐車場が分かりにくいという相手の不便さを見事に解消するアイデアです。

相手目線は「日常を疑うこと」から

たいていの駐車場は「駐車場はこういうものだ」という固定概念があるために、特に考えもせずにアラビア数字やアルファベット表記で設計されているんじゃないかなと思いました。

いつも同じ環境や同じ人の中で暮らしていると、それが当たり前になり、本当は不便なこと・不快なことに気付きづらくなります。

ですが、お客さんや新しく異動してきた人などが来ると、不便さや不快さを感じて礼儀に欠けた集まりだと判断されてしまうのかも…。

自分たちも本当は同じように感じているはずですが「何とかなってるからこのままでいいや」と放置していることって案外あるんじゃないかなと思います。
慣れない人、知識のない人でも使いやすいか、快適かを視点に持つことが大事なのですね。

日常を疑うには、非日常を体験するのが効果的です。
たとえば、いつもは行かない場所に行ってみる、普段は話さないタイプの人と話してみる、ニガテなことにもチャレンジしてみる。
そうすることで、いつもは気付かない感情や視点に気付き、想定できる「相手」のバリエーションも増え、相手目線に立ちやすくなります。

「自利利他」の精神は礼儀に通じる

「いやいや、ギブ&テイクでしょ。相手のことばかり考えていたら、こちらが損をしたり不都合な状況に追い込まれるだけだよ」
と思う人もあるかもしれません。

しかし「相手を幸せにして、自分が損をすることはないのだよ」と仏教では教えられています。

相手目線に立ち、相手を幸せにすることを仏教の言葉で「利他(りた)」といいます。

利他は「自利」とセットになっているのです。
相手を幸せにする→自分にも幸せがやってくる。
これを「自利利他(じりりた)」といいます。

「相手ばかりが得をして、自分は気疲れ損だ」などと思う心配は要らないのです。
自分を大事にしてくれる人は、向こうも大事に思って何かと気にかけてくれますし、たとえ大事にした相手が同じように返してくれなくても、徳が備わり、人や物が自然と集まってくるようになるのです

自分中心の心の円グラフに、相手や周囲の幸せを何パーセント描けているかが、どれくらい自利利他に心掛けているかの目安になります。
少しでもそのパーセンテージを上げられるように日々努めていきたいですね。

まとめ

最後に、チャップリンの言葉をご紹介します。

私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる

ともすると自己中心的な考え方・言動になりがちな私たちですが、相手を生かすままが己も生かす自利利他(じりりた)の精神に基づいて自己を磨いていきたいものですね。

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九条えみ

九条えみ

チューリップ企画の九条えみです。主に電話でのお客様サポートや『朗読版とどろき』の吹き込みを行っています。

生まれた時からニコニコしていたらしく、母につけられたあだ名は「ころニコ」お餅が笑っているような赤ちゃんでした(笑)真ん中っ子の私は、上も下の気持ちも分かるので、どんな言葉が相手に喜ばれるか自然と考えるようになっていました。感受性が強いのか繊細さに悩むこともありますが、 モットーである「笑顔」と「言葉」を軸にして、同じ悩みを持つ方に寄り添うような記事を書きたいと思います。音楽、オシャレ、効率化が好きです(^^)♪
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