知らずに心をすり減らしていませんか? 情報も「食べ物」と同じです
こ
こんにちは、みさきです。
私たちは毎日、ネットやテレビ、新聞や広告、SNS、あるいは家族や友人との会話から、さまざまな情報にふれています。
そして、気づかないうちに、そうした情報から少なからぬ影響を受けているものです。
たとえば、仲の良い友人に、ある人の悪口を何度も聞かされたとします。
実際には会ったことも、ちゃんと話したこともない相手なのに、だんだんその人のことを「きっと良くない人なんだろうな」と思い込んでしまった、なんて経験はありませんか?
たとえ「これはただの主観に過ぎないから」と冷静に受け止めたつもりでも、いったん耳に入った情報は、心のどこかに残り、私たちの感じ方や見方に影響を与えてしまいます。
この点では、情報を取り入れるということは、食べ物を食べることとよく似ているかもしれません。
ジャンクフードばかり食べていれば、健康を害してしまいますよね。
だからこそ、口にするものには気をつける人が多いのだと思います。
では、情報についてはどうでしょう?
「真実かどうか分からないけれど、面白いから」と気軽に受け取り、その結果、心を乱されたり、人に不信感を持ってしまったり……。
そんなふうに、知らず知らずのうちに悪影響を受けている人は少なくないのです。
「みんな違って、みんないい」と言われることもありますが、それが情報であっても、すべて受け入れてよいのでしょうか?
もし、発がん性のある食品を「それぞれ好みがあるから」と食べ続ける人がいたら、ちょっと心配になりますよね。
私たちは、体に悪いものはできるだけ避けたいと思うはずです。
情報も、それと同じです。
すべてを受け入れる必要はありません。
今のように、膨大な情報があふれている時代だからこそ、
「これは私にとってどういう意味を持つのか」
「どんな影響があるのか」
そんな視点で、立ち止まって考えてみることがとても大切です。
中には、知ってしまうと心がすり減ってしまうような情報や、時間やお金をムダにするような話もあります。
一方で、「これを知るか知らないかで、人生が変わる」
そんな出会いのような情報も、確かにあるのです。
なかには、「人間に生まれたからには、これだけは知っておきたい」
そう思えるほどの、大切なものもあるのではないでしょうか。

みさき

最新記事 by みさき (全て見る)
- 知らずに心をすり減らしていませんか? 情報も「食べ物」と同じです - 2025年6月4日
- 「いい人」を頑張りすぎて、疲れていませんか? - 2025年5月7日
- 【放っておくと人生が無駄になる】人生でいちばん大事なことの見つけ方 - 2025年4月23日