【自分の生き方に自信を持つ】将来の不安を取り除く出発点とは
こんにちは。みさきです。
ある生命保険会社が「将来の不安は何か」と尋ねたアンケートで、「病気」と答えた人はダントツに多く、約75%でした。
中でもがんや認知症になりたくないと思ってる人が多かったようです。
他にもかかったらつらい病気は世にいくつもあって、中でもALSという病気は深刻です。
全身の筋肉が徐々に萎縮していく難病で、やがて肺を動かす筋肉が硬直すれば人工呼吸器が必要となり、話すことも口から物を食べる事もできなくなります。
さらに進んで筋肉運動が完全に停止すると、完全に閉じ込め状態になります。
視力も聴力もあって意識は鮮明なのに、指一本、眉毛一つ動かせず、自分の意思を全く伝えられなくなります。
これでは誰も訪ねに来ない地下の独房に一生閉じ込められるようなものかもしれません。
日本で人口10万人当たり約1~2人で、全国で約9,200人がこの病気を患っています。
これを多いと思うか、少ないと思うかは人それぞれの見解でしょうが、東京・世田谷区94万人でいえば、毎年発症する世田谷区民が10人以上はいるということであり、少なくとも宝くじに当たるよりずっと確率は高いです。
この世は無常、いつどんな時にこんな病気になるかもしれません。
病気は人をえらびません。
どんなお金があっても、立場があっても、いったんこんな病に襲われたら、今の幸福感はいとも簡単にくずれてしまいます。
考えてみると人間の「これぞ私の幸せ」と追い求めているもの、大事に守っているものは、いかにはかないものか、その終わりの時は今晩かもしれません。
「こんないつ何が起きるかわからない世の中に生きているから、私たちは何をしていても、何を手に入れても、常にどこか不安なんだ」と仏教は説き明かしています。
何があってもくずれない本当の幸せはあるのか、これが仏教の出発点です。
仏教で教えられる、将来への漠然とした不安を取り除く方法についてはこちらの記事で綴っています。
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みさき
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