任せたいけど任せられない人へ 一番の原因は自分の心にあります(5)

あさだ よしあき

『いつも忙しそうにしている割に、あまり成果が出せていない人』
『いつも余裕があるのに、多くの仕事をこなし、成果をバンバン出している人』
その違いは、どこにあるのでしょう。

いろいろな要因があると思いますが、仕事は一人でしているのではなく、チームで行っていますので、
「どれだけ自分の周囲の人の力を生かせているか」
これが大きな要因として考えられます。
これを 『 任せる力 』と呼びたいと思います。

他人に任せることは、簡単なように見えて、実は難しいのです。

失敗すると、かえって自分を忙しくさせることにもなりますので、任せたいけど、任せられず、結局、他人に任せずに、自分でそのままやってしまう人も少なくありません。

この『 任せる力 』を身につけるには、「 技術 」だけでなく「 メンタル 」も非常に大事になります。
「 技術 」だけなら短期間に身につくのでしょうが、「 メンタル 」もありますので、身につけるのが難しいのです。

『 任せる力 』を身につけるには、「 メンタル 」と「 技術 」の両方が必要です。

1章 「メンタル」
2章 「何を任せるか」「任せる目的」
3章 「任せる相手」
4章 「任せる技術」(自分の仕事を整理整頓する)
5章 「任せる技術」(引継の方法)

この順番で説明していきたいと思います。

1章 「メンタル」 「忙しいのに、任せようとしない」人の心 を5つに分けると

A「さびしくなるから任せたくない」(1・2・3)
B「今のままでいいと自己満足している」(4・5)
C「自分が楽になると罪悪感を感じる」 (6・7)
D「任せる相手から嫌われたくないと思っている」(8・9)
E「任せる相手がまだ信用できない」(10・11・12・13・14)

 

目次

  • 任せる相手から嫌われたくないと思っている
  • 任せる相手がまだ信用できない
  • まとめ

 

任せる相手から嫌われたくないと思っている

気づかいのできる人に多いです。

任せたい人に押し付けていると思われるんじゃないだろうかと相手の顔色が気になってしまう人もいるかもしれません。

自分も忙しいですから、自分が他の人から任せられると、ますます忙しくなり、困ります。
「どうして私だけ、こんなにやらないといけないんですか」など、人に言えない、嫌な心が出てくるかもしれません。

それで、自分が誰かに任せようとすると、相手に、嫌な心が出てくるんじゃないか、嫌われるんじゃないかと、自分の影に怯えてしまいます。

そこを乗り越えて、頼んでみると、相手は承諾しましたが、嫌な顔をしている。
時には、拒絶されることもある。
相手から嫌われてしまったと、少し落ち込むかもしれません。

任せようとすると嫌な顔をされるのが嫌、断られるのが嫌、引き受けても、やらされていると嫌な顔をされるのが嫌、嫌なオーラを出されるのが嫌

嫌、嫌、嫌と嫌われたくない、それだったら、自分でやった方が楽と思ってしまいます。

気づかいのできる人は、そう思って、ため込んでしまいやすいです。
実は、うまく任せることができれば、任せられた人は、信頼されていると思い、うれしく思います。
任せた人も、任せられた人も、win-winの関係を築けるのです。

うまく任せられないので、嫌われるのではないかと思ってしまいます。

逆に、相手は、どうして任せてくれないのだろうか、任せてくれないのを、嫌に思っているかもしれません。

 

荷物を持っていることに例えると

自分が持っている荷物を渡そうとしたら、嫌われるだろうなと思っていたら、やはり渡せそうとせず、自分が持ったままになります。

 

任せる相手がまだ信用できない

これは、デキル人に多いです。
これが一番の原因といえるかもしれません。

任せてもらいたいと思って、頑張ってきて、忙しくなってきた人ですから、デキル人です。

そんな人が、他の人に任せようとすると、任せるよりは、自分がやった方がよいと思ってしまいます。

・任せると失敗するんじゃないだろうか。
失敗の責任をとるぐらいなら、最初から自分がやった方が無難だ。
・任せると仕事のスピードが遅くなる。
自分が慣れていて、自分がやった方が早い
・任せると仕事の質が落ちてしまう。
自分がやった方が質が高いから、自分がやろう。
人に任せるには、説明が必要ですし、引継も面倒です。
忙しいと、その時間もなかなかとれません。

「任せると、まだ慣れていないから、
自分がやるよりも時間がかかるし、ミスをするかもしれない。
ミスをしたら、任せた自分がフォローしなければならない。
それなら、自分がこのままやった方がよいだろう。
相手が成長したら、やがて任せればよい。」

と思うことはないでしょうか。

これは、相手のことを思いやっているようですが、まだ任せられないと信用していない心です。

そもそも、自分より、デキル人に、任せることは少ないのです。

特に、デキル人は、周りよりもデキル為に、なおさら、この心のハードルが高くなります。

最初から、自分と同じレベルを要求しては、いつまでも任せることはできません。

「任せたいけど、まだ、任せられない」
これがメンタルの一番の原因です。

 

荷物を持っていることに例えると

自分が持っている荷物を渡したいんだけど、この荷物は重いから、まだ、任せられない。
もっと力がついてから渡そう。
それまでは自分が持っていようとすると、どんどん、たくさんの荷物を抱え込んでしまいます。
実は「 任せないから、任せられない。任せるから、任せられるようになる。」

この発想の転換ができるかどうか。

任せられる状態になってから、任せるのではないのです。
もちろん、任せる仕事、任せる相手、任せるタイミング、相手とのコミュニケーションなど、技術の問題は当然ありますが、一番大事なのは「任せるから、任せられるようになる」、このように思えるかどうかです。

まとめ

「忙しいのに、任せようとしない」人の心は、5つに集約されます。

A「さびしくなるから任せたくない」
B「今のままでいいと自己満足している」
C「自分が楽になると罪悪感を感じる」
D「任せる相手から嫌われたくないと思っている」
E「任せる相手がまだ信用できない」
「任せないから、任せられない。
任せるから、任せられるようになる。」
この発想の転換ができるかどうか。
任せられる状態になってから、任せるのではないのです。

 

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あさだ よしあき

ブログのお手伝いをしています「あさだ よしあき」です。
テニスとスタバで読書をこよなく愛しています。
将棋の羽生さんに、パッと見、似ているかもしれません。

事務を効率的にスムーズにできるようになりたい、もっと時間をうまく使えるようになりたい、続けるのが苦手から変わりたい、もっと効率よく勉強できるようになりたい、うまく任せられる「任せる力」を身につけたい

そんな方の悩みを聞いて、夢を実現するお手伝いをしてきました。この経験を活かして、情報を発信していきたいと思います。
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