かまってちゃんからのLINEに疲れたあなたへ|疲れる原因・対処法

九条えみ 九条えみ

こんにちは。
心地よい人間関係研究科の九条えみです。

日本人の2人に1人以上が利用しているLINE。
無料でメッセージのやり取りや通話ができ、スタンプで会話もできる手軽さから、SNSの中で最も人気があります。

手軽にメッセージを送れる反面、LINEを何通も連続で送って来たり、すぐに返信しないでいると「嫌いになった?」など送ってくる、いわゆる「かまってちゃん」からのLINEに困っているという声も聞きます。

 

「かまってちゃん」からのLINEの特徴とは

LINEの返信を催促してくる

知人から聞いた話ですが、

ある心配性の子がいて、1時間以内に返信がこないと、不安のため『私のこと嫌いなの?』と送ってくる

それですぐに返信しますが、また、メッセージがくる。
それの繰り返し。

そんな状態が2か月も続き、睡眠不足になり、疲れはててしまった、と知人が言っていました。

LINEには「ここで終わり」というものがないので、どちらかがLINEを止めない限り、毎日LINEを続けることになります。

返信をしていないのに何通もLINEを送ってくる

LINEは、会話のやり取りです。相手があって初めて成り立ちます。

しかし、「かまってちゃん」からのLINEは、必要な連絡事項でもないのに、自分の近況などをLINEで何通も送ってきます

正直どのように返信すれば良いか困るものもあります。

なぜ「かまってちゃん」からのLINEはしんどくなるのか

LINEをしていると、まるで1対1で会話をしているかのように感じる時があります。

県外にいる友達とも、その場でおしゃべりしている感覚になり、心理的距離感を保つのにLINEは良いツールだなと思います。

同じ頻度でLINEをやり取りしても、仲の良い友達とのLINEは楽しくストレス発散になるのですが、LINEを続けるとしんどくなったり、疲れたりする相手もあります。いわゆる「かまってちゃん」です。

「かまってちゃん」からのLINEがなぜしんどくなるのか。
2つの点があります。

1.相手との心理的距離感

もともと親しい相手とのLINEは、たわいもないやり取りこそ普段のおしゃべりのような感覚で楽しめます。

職場にいる自分、家庭にいる自分とはまた違った、親しい相手に見せる自分になることができます。

逆に、親しい人間関係が築けていない状態で、そのバランスに合わない量のやり取りを要求されると、なんだか違う気がします

2.相手を思いやっているか

親しい相手とのLINEも、毎日したり、何時間も続けるのは大変です。

そんな場合は「また会ったときに話そう」とか「最近は忙しい」と言えば相手も分かってくれます。

未読・既読スルーしても、相手のペースを尊重して返信を催促されることはありません。

しかし、「かまってちゃん」は相手の都合を考えずに、返信を要求してきます

この2つの点から、「かまってちゃん」からのLINEはしんどくなってしまいます。

LINEで「かまってちゃん」になる人の心理とは

1.かまって欲しい気持ちが人一倍強い

誰にでも「自分を大切にして欲しい、特別視して欲しい」という気持ちはあります。

しかし、相手から返信がないのに何十通もLINEを送ってきたり、LINEの返信を催促してきたりする人は、かまって欲しい気持ちが人一倍強いといえるでしょう。

一人でいる時間も誰かと繋がっていないと不安で、誰かに依存しないと不安に耐えられない状態なのだろうと思います。

2.自分と他人の境界線があいまい

「SNSでのコミュニケーションに問題がある人はリアルでも、他人との境界線が引けていない人」

と聞いたことがあります。

自分と他人の境界線があいまいなので、

・自分がして欲しいことは、相手もしたいことだと思う

・自分さえ良ければいい。相手の都合は気にしない

・自分の理想を相手にも要求してしまう

といった言動につながります。

3.空気を察したり、感情を読み取ったりするのがニガテ

日本人は「察する」コミュニケーションをとる傾向にあるので、お願いや止めて欲しいことがある場合は、あえて遠回りに言います。

たとえば、暖房をつけて欲しい場合だったら「昨日は暖かかったのに、今日は一段と冷え込みましたね」というように、それとなく気づいてもらおうとします。

察するのが苦手な人は、相手がどういう気持ちなのか?
自分にどうして欲しいのか?を言葉で明確に表してもらわないと、分からないのです。

この3つにあてはまる人は「かまってちゃん」になりやすく、その人とのLINEのやりとりは、しんどくなってしまいます。

場所・時間の障壁がなく手軽に送れるLINEは、使い方を間違えると相手との関係がぎくしゃくしたり、楽しめなくなってしまいますから気を付けなければなりません。

「かまってちゃん」からのLINE対処法

実際に効果があった「かまってちゃん」からのLINEの対処法を3つご紹介します。

1.「かまってちゃん」には言葉でしっかり伝える

「かまってちゃん」は他人に依存する気持ちが強い傾向があります。

「寂しい自分の気持ちを、埋めてもらいたい」
「自分がこんなに寂しい気持ちになっているのは、みんなが全然かまってくれないからだ!」
と、他人の優しさに依存している状態です。

最初は、LINEの返信が来ただけでも嬉しいと感じたけれど、そのうちに満足できなくなってくる。

「最近はLINEの返信が遅くなった」
「以前よりLINEの文章が短くなった」

と不平を言い、次第に周りの人が「かまってちゃん」のペースに合わせることに疲れていくのです。

「かまってちゃん」に依存されているなと感じた時は、素直に「困っている」「迷惑している」ことを伝えましょう

キツイことを言って悲しませたり怒らせたりしないかな…と不安に思うかもしれませんが、どこかで自分の許容範囲を伝えておかないと、自分が倒れてしまいます。

自分が倒れてしまったら、相手も自分に依存していますから、「かまってちゃん」も倒れてしまいます。共倒れはお互いに避けたいですよね。

2.どんなことで困っているのか具体的に伝える

ただ「困っている」と伝えても、何に困っているかを伝えなければ、相手もどうしたらよいか分かりません

「1時間以内に返信を要求されても、仕事もあるし、自分の時間も欲しいし、その要求に応えられない」

「夜の12時前に突然電話をかけてくるのは止めて欲しい。寝る時間が取れないから」

など、相手のどんな行動が、なぜ困るのかを言葉にして伝えましょう

実際にこの方法で、自分の行動が相手に迷惑をかけていたと気づき、反省してLINEの使い方を変えた「かまってちゃん」もいます。

3.自分への期待値を上げない

LINEに疲れる場合は、相手から自分の許容範囲以上の期待をかけられている状況です

「かまってちゃん」に依存されやすい人は、愛想がよく相手を気遣える優しい人が多いようです。

「かまってちゃん」としては、自分の話をあまり聞いてもらえない人よりも、当然、期待値は高くなりますよね。

だから、自分が不安になったり寂しくなったりした時は、相手になぐさめてもらいたい、優しくしてもらいたいと、LINEを送るのだと思いますが、期待値が高い分、相手の返信が遅かったり短かったりすると、満たされない思いがつのります。

その満たされない部分を埋めようと、さらに高い要求をしてくるのでしょう。

相手の要求が高すぎると感じた場合は、期待値を上げないように「自分は返信が遅い」とか「LINEは得意じゃないから、会ったときに話を聞くね」など、許容範囲を伝えておくことが大事ですね

まとめ

LINEは場所・時間の障壁がなく手軽に送れて便利です。

しかし、「かまってちゃん」からのLINEに同情心で付き合うと、どんどん要求がエスカレートして苦しくなっていきます。

LINEは文字だけのやり取りなので、相手の表情や話し方などから感情を読み取ることができず、文面通りに受け取って深刻になる場合があります。

また、自分一人でくつろいでいる時間にもLINEが来て、心が休められない状況になります。

だからこそ、困っている、迷惑していることは、言葉でしっかり伝えることが大事です。

人々の悩みに答えられたお釈迦様は、自分の身に起こる運命は、自分の行いが生み出すものと教えられたそうです。

「かまってちゃん」と接する時は、他人の運命を自分の力だけで思い通りに変えることはできないと自覚することで、適度に距離を保って接しやすくなります。

また今回の記事で、自分は「かまってちゃん」かも、と思った人もあるかもしれません。

他人に頼る人生は、相手がかまってくれる時は自分も安定しますが、何かの事情で相手からかまってもらえなくなると、とたんに自分も不安になり寂しくなります。

大学で仏教学の講義を受けた時に
他人に依存しているときは、自分の人生であるはずなのに、ハンドルを他人にゆだねている状況
と聞いたことがあります。

自分の人生を歩むためには、自分の結果を素直に受け入れ、変えるべき点は変えるように自分で努力していくことが大切と、仏教では、教えられているそうです。

「かまってちゃん」に依存されやすい人は、相手に合わせすぎている傾向があります。人間関係で自分の精神をすり減らす前に、どこまで相手に合わせるべきかの境界線を考えてみませんか?

どこまで相手に合わせる?|人間関係に疲れた人が考えるべき境界線

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九条えみ

九条えみ

こんにちは、九条えみです。会社では主に電話でのお客様サポートや、仏教月刊誌『とどろき』の朗読版に声を吹き込んでいます。生まれた時からニコニコしていたらしく、母につけられたあだ名は「ころニコ」お餅が笑っているような赤ちゃんでした(笑)心の機微に関心が強く、相手が望んでいる言葉は何だろうか?と自然と考えるようになっていました。感受性が強いのか繊細さに悩むこともありますが、 モットーである「笑顔」と「言葉」を軸にして、同じ悩みを持つ方に寄り添うような記事を書きたいと思います。音楽、オシャレ、効率化が好きです(^^)♪
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