新しい年を、ただの「いつもの一年」にしないために

こんにちは、みさきです。
令和8年、また新しい年が始まりました。

年賀状を出したり、おせちを囲んだり、親しい方々とのご挨拶もひととおり済むと「さあ、今年こそは」と、どこか心の奥に前向きな気持ちが芽生えてきます。

これが、お正月ならではの良さでもありますね。

「今年は、少し運動をはじめてみよう」
「部屋を片づけて、気分もすっきりさせたい」
「久しぶりに本を読んでみようかな」

そんなふうに、新年のはじまりには、小さな決意がふっと湧いてくるものです。

ところが不思議なことに、そうした前向きな気持ちも、松の内が過ぎるころには、少しずつ霧が晴れるように薄れてしまうことがよくあります。

あれほど「今年こそ変わろう」と思っていたはずなのに、気がつけば、また昨年と変わらない日々が戻ってきている──。

それはもしかすると、私たちの“心の部屋”に、長年のホコリが積もったままだからかもしれません。

まずは、目に見える「掃除」から始めてみる

何かを変えたいと感じたとき、私がよくおすすめしているのが「部屋の掃除」です。
といっても、大がかりなことをする必要はありません。
引き出しひとつ、机の上の紙の束、もう読まない新聞の処分など、手の届くところからで大丈夫です。

不思議なもので、不要なものを整理したり整えたりしているうちに、心まで少しずつ軽くなっていく感覚があります。

掃除には、こんな効果があると感じています。

・頭の中が整理され、物事を前向きに考えやすくなる
・「やろうと思っていたことを、実行できた」という自己肯定感が得られる
・視界がすっきりし、気分も整いやすくなる

まさに、掃除は“心のリハビリ”のようなもの。
手を動かしながら、心の整理も少しずつ進んでいくのです。

仏教の視点──「心の掃除」も、大切な習慣

仏教では、私たちが普段は気づかずにいる“心の汚れ”にも、しっかり目を向けるよう教えられています。

たとえば──

・過ぎたことをいつまでも悔やんでいる
・他人の成功に、少し妬ましい気持ちを抱いてしまう
・何もしていないのに、「なんとなく疲れた」と感じる

こうした思いや感情は、私たちの心の中に積もっている“ホコリ”のようなものかもしれません。

仏教では、こうした心の曇りに気づき、それをそのまま見つめ、少しずつ拭いとっていくことを大切にしています。

その第一歩が「気づくこと」
「心の中、ちょっと散らかっているな」と感じられるようになることが、始まりです。

物の掃除がきっかけとなって、心にも空間が生まれる。
その空間があってこそ、静かに仏さまの教えが入ってくる“余白”ができるように思います。

「この一年を、ただの延長線ではなく、新たな始まりにしてくれる」
掃除には、そんな力が秘められているように感じます。

今年は、心の整理から始めてみませんか。
せっかくの新しい年です。
ただカレンダーが一枚めくれるだけではなく、ほんの少しでも「自分の心」と向き合ってみる年にしてみませんか。

まずは、目に見える場所──部屋の掃除から。

そのあとで、心の中に溜まっていた感情や思いを、そっと見つめ直してみる。
そのとき、仏教の言葉が、自然と心にしみ込むように届くことがあるかもしれません。

今年こそ、自分らしく、しなやかに、すっきりと。
そんな一年を歩んでいけますように。

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
心が穏やかになった人へ
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