リア充と比べ落ち込んでいませんか?|ネガティブ思考の回避法

九条えみ 九条えみ

こんにちは。心地よい人間関係研究家の九条えみです。

以前に「リア充」という言葉が流行りました。

リア充とは「リアル(現実の生活)が充実している人」を言います。

具体的なリア充のイメージは
・恋人がいる
・友達が多い
・一流企業に就職
・没頭している趣味がある
・休みの予定はほぼ埋まっている
・バーベキューやパーティーを頻繁にしている
などだそうです。

リア充アピールをされたという友人からこんな話を聞きました。

目次

  • 「リア充アピール」され落ち込む20代女子
  • リア充アピールに嫉妬心や惨めな気持ちが起きるワケ
  • リア充に対するネガティブ思考の回避法
  • 名誉欲は味方にすれば心強い!

「リア充アピール」され落ち込む20代女子

友人が大学時代のゼミ生と教授と一緒に食事会をしたときのこと。
4年ぶりの再会だったので、一人3分を持ち時間にスライドショーで近況報告をしたそうです。

「タイへ出張に行った」
「憧れのバイク会社に就職した。今は絵本を作っている」

など、どれも平凡な生活ではないな、と感じるものばかり。

自分には華やかな話題がないからとビクビクして順番を待っていたところ、ボディーブローが直撃。

第一志望の会社に就職し一生懸命働き、貯めたお金で海外の山を登り、世界遺産へ旅行もしている」という24歳の女性は、インスタ映えする写真を次々と見せ、女優の休日か!と思うほど優雅な暮らしぶりだったそうです。

学生時代から海外留学、さらにはバックパッカーとして世界を旅していた彼女は、社会人になっても輝く毎日を送っているようでした。

友人はグラスについた水滴をぬぐいながら、こぼすようにこう話してくれました。

「私はこれといってやりたいことも見つからない。会社と家の往復で歳だけ重ねていく。でも、同年代の彼女は自分でやりたいことを見つけて、次々と叶えていってる。比べちゃうと、やっぱり…落ち込んじゃうよね

リア充アピールをされると、羨ましい気持ちや嫉妬、さらには惨めになったり落ち込んでしまう気持ちが出るものだと思います。

それはなぜでしょうか?

リア充アピールに嫉妬心や惨めな気持ちが起きるワケ

仏教では人間を構成している代表的な欲望を5つ教えていますが、その1つが名誉欲です。

名誉欲とは具体的に言うと
・他人からよく思われたい
・上に立って威張りたい
・有能だ、カッコいい、可愛い、綺麗な人だとほめられたい
・嫌われたくない
・悪口言われると面白くない
・見下げられたくない
などの気持ちを言います。

リア充に嫉妬するのは、リア充は人から褒められ認められているのに、自分はそうでないという名誉欲を満たせなかった不満から。
リア充を見て惨めな気持ちになったり落ち込んだりするのは「見下げられた」感じがして名誉欲が傷つくからと言えましょう。

リア充に対するネガティブ思考の回避法

私たちと名誉欲とはどんな関係にあるのでしょう?

鎌倉時代に活躍した親鸞(しんらん)という僧侶は次のように記しています。

名利(みょうり)の大山(たいせん)に迷惑して

意味:大きな山ほどある名誉欲と利益欲に、朝から晩まで振り回されている

(教行信証)

リア充アピールをして、その場の中で自分が一番充実している、優れている、有能な人間だ、と誇示している人は、名誉欲を満たそうとしている言動です。

一方、リア充アピールを聞いて、惨めな気持ちや落ち込むのもまた「つまらない人間だと見下ろされた」と名誉欲が傷つくからでしょう。

リア充も非リア充も、ともに名誉欲に振り回され、本来の自分を繕って疲れたり、自尊心が傷ついたりして、悩み迷惑しているという点では同じです

仏教では人間のありのままの姿を教えます。
そこには人間の欲目や都合は一切入りません。

仏教を学ぶほどに、朝から晩まで名誉欲に振り回されている自己の姿が見えてきます。
すると、人が羨むようなリア充生活を送っている人も、名誉欲を満たすための行動だと気づくようになります。

お互いが名誉欲に振り回されて迷惑している存在という立場に立てば、過度に自惚れる必要も、変に卑屈になる必要もないことが分かります

名誉欲は味方にすれば心強い!

しかし、ここで注意しなければならないのは、リア充になるための「努力」が不要ということではありません
努力しなければ恋人、友人、仕事、お金、チャンスなどにも恵まれず、鬱々とした日々を過ごさねばならないでしょう。

そこでお勧めしたいのは、「名誉欲を生かす」という方向に考え方をシフトすることです。
リア充がリア充たる所以(ゆえん)、リア充たらしめる陰の努力を見習っていこう、ということです。

たとえば、毎朝5時に起きて、新聞をチェックし、お世話になった人へお礼状を書き、部屋の掃除を丁寧にする…など、すべては、名誉欲や利益欲を満たすためなのですが、実行し続けるには大変な努力が必要です。また、簡単にマネできない努力をするからこそ、大きな結果が得られます。

リア充話を聞いて惨めに思ったり、落ち込んだりするのではなく、陰の努力を尊敬し、見習っていくように考え方を変えていきたいものですね

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九条えみ

九条えみ

チューリップ企画の九条えみです。主に電話でのお客様サポートや『朗読版とどろき』の吹き込みを行っています。

生まれた時からニコニコしていたらしく、母につけられたあだ名は「ころニコ」お餅が笑っているような赤ちゃんでした(笑)真ん中っ子の私は、上も下の気持ちも分かるので、どんな言葉が相手に喜ばれるか自然と考えるようになっていました。感受性が強いのか繊細さに悩むこともありますが、 モットーである「笑顔」と「言葉」を軸にして、同じ悩みを持つ方に寄り添うような記事を書きたいと思います。音楽、オシャレ、効率化が好きです(^^)♪
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