人間関係を変える言葉とは?慕われる人が必ずやっていること


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

体調を崩して入院していた時のことです。
私の隣のベッドにいたのはご年配の女性でした。

その方は、看護師さんが様子を見に来るたびに「ご苦労様」と声をかけていました。
夜中寝ているときに起こされても、怒ることなく「ご苦労様」「ありがとう」を欠かさず言われるのです。

その言葉を聞いていると、隣にいる私も自然と穏やかな気持ちになりました。
今回は言葉について考えてみたいと思います。

たかが言葉、されど言葉

言葉というと、耳で聞くものであり、目には見えません。
また、よほど録音などでもしない限り、形には残らないものです。

しかし、何気なく放った一言によって痛い目を見ている人は数知れません。
最近も、言葉がきっかけで辞職した人がありました。

「口は禍の元」と言われます。
自分としては悪気のない言葉でも、どんな受け取られ方をするかわかりません。
ニュースを見ていても、言葉は慎重に発しないといけないものだと知らされる毎日です。

何事も心が元になる

仏教では口で作る悪を4つ教えられています。

・綺語:おべっかを言うこと
・両舌:二人の人の仲を裂くようなことを言う
・悪口:悪口を言うこと
・妄語:事実無根のウソを言うこと

おべっかを言う、お世辞を言うことは必要なことのようにも思いますが、何が問題なのでしょうか?
それは、どういう心で言っているかが問題なのです。

心の中では「似合っていないな」と相手をけなしていながら、口では「お似合いですよ」と言う。
心のままを言ってしまったら、相手との関係が悪くなるからです。

しかし、自分が心で思っていることが口に出たり、行動になって表れるのです。
そういった心がけでいれば、いつか必ず「口を滑らせた」ということになるでしょう。

だからこそ仏教では、心から相手を褒めることを勧められているのです。

人間関係を変える言葉の力

仏教では言辞施(ごんじせ)といって、人に温かい言葉をかけることを勧められています。
また、心からお礼の言葉を述べる心施(しんせ)も勧められています。
言葉は形に残らないものですが、実はどんなものをもらうよりも人を喜ばせることがあるのです。

ある人から聞いた話ですが、一人の年配の女性が施設に入ることになりました。
その女性は体が思うように動かないことから元気をなくしていたのです。
そこで、その人は女性に、周りの人へお礼の言葉を言うことを勧めました。

一年ほど経って、女性の元を訪ねると、元気をなくしていたのが噓のように、女性は元気いっぱいだったのだとか。
なんでも、お礼の言葉、ねぎらいの言葉を欠かさずに言っていたら、皆が優しくしてくれるようになったのだそうです。

施設に入った当初は、誰も自分のことを相手にしてくれなかったのが、言葉によって大きく変わったのですね。

温かい言葉は人を元気にする

この女性は、不登校気味だった中学生の男の子にも影響を与えたそうです。
中学生が授業の一環で女性のいる施設を訪れました。

女性は、男の子がしてくれること一つ一つにお礼を言っていました。
男の子は、お礼を言われることによって、「自分が役に立てた」と感じたといいます。
その結果、元気を取り戻し、将来福祉施設で働きたいと言うようになったそうです。

お礼の言葉、ねぎらいの言葉を言うことで、自分も周りの人も元気にする。
言葉の大きな力を知らされるエピソードです。

まとめ

言葉は目に見えず、形にも残らないので、軽く見てしまう人もあるかもしれません。
しかし、「口は禍の元」と言われるように、ちょっとした言葉で人生を台無しにする例もあります。

ですから、仏教では心から相手に温かい言葉をかけることが大事だと教えられています。
温かい言葉は相手も自分も元気にしますから、ぜひ心掛けていきたいものです。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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