人間関係のイライラから解放されるために大事な考え方
人間関係は何かと難しいものです。
それは、他人は思い通りにならないからです。
人間関係のイライラから解放されるには、大事なポイントがあります。
人間関係でイライラする理由は
人間関係でイライラする理由は、他人に過度に期待しているからです。
誰かにイライラするときを考えてみると、自分の思い通りにならなかったときではないでしょうか。
「これくらいやってくれて当たり前だろう」と期待していると、やってくれなかった時に裏切られたと腹が立つのです。
相手に何かしてもらおう、相手に変わってもらおうと思う考え方は受け身であり、自分自身を変えるところに目が向いていません。
そもそも「過去と他人は変えることができない。変えられるのは未来と自分だけだ」と言われるように、相手に変わってもらうのはとても難しいことなのです。
人間関係でイライラしないために
人間関係でイライラしないためには、「私がする」という主体性を持つことが大事です。
私がやって当たり前。
それを善意で誰かが手伝ってくれた場合には、「私がやって当然なのに、お手数をおかけして、申し訳ない。ありがとうございます」という感謝の姿勢を持つようにしましょう。
そうすると、自分がするのが当たり前なのですから、他人に期待することもありません。
期待することもありませんから、裏切られて腹を立てることもありません。
もし、誰かが善意で何かをしてくれたときには、そのお心遣いに感謝してお礼を申し上げる。
こうすると、手伝ってくれた相手も喜ぶでしょうし、自分の気持ちも満たされます。
相手が責任を果たさないときは
しかし、他人に期待しないからと言って、他人の好き放題にさせておいては、家庭なら和が乱れますし、職場なら業務に支障が出ます。
自分にも自分の果たすべき役割があるように、相手にも相手の果たす役割・責任があります。
相手が役割や責任を果たさないのに、ただ傍観して放置していては、相手がどんどん信用を無くしていって、相手のためになりません。
そういう場合には、原因を確かめて、相手が実行しやすいようにハードルを下げたり、環境を整えたりしていく取り組みが大事になるでしょう。
人生は他の誰のものでもない。自分の人生ですから、主体的に行動する思考を身に着けていきたいものです。
九条えみ
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