縁を大切に育てるために知っておきたいこと

2023年10月11日

ささいな縁が、その後の人生を大きく左右することがあります。

就職や結婚、目標や目的など人生におけるターニングポイントを決めるのは、ふとした出会いやちょっとした一言というのも珍しくないようです。

今回は「縁」について考えたいと思います。

一つ一つの小さな縁を大切にするよう心がけている人は、相手に関心を持って相手への理解を深めています。

縁を大切に育てることで、縁が縁を呼び、思わぬところからチャンスが来るのでしょう。

成功者と呼ばれる人は縁を大切にしています。

人はひとりでは生きていけない。だからこそ、縁を大切にしなければならない。
縁が縁を呼ぶこともある。縁を大切にし、感謝する人間が、その力を借りて有意義な人生を送ることができるのである。
（ー野村克也）
縁のつながりは、個人の力が及ぶ範囲を超えています。
（ー林修）
人生で自分が出会えることは無限にあるわけではないんですから、何かの縁で出会ったことや人に対して、真心を持って接するのです。
（ー杉良太郎）

縁がどれだけ貴重なものか「袖振れ合うも多生の縁」と言います。

見知らぬ人と袖が触れ合ったのは過去世から縁があってのこと、という意味です。

ましてや、親や子ども、兄弟や夫婦、友達や同僚となる人は、よほど過去世からの縁が深かった人でしょう。

気に入らないことがあっても、遠い過去からの縁を懐かしんで、縁を大切に育てていきたいものです。