誰と仲良くするかは結構重要!信頼できる人の特徴3選


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

雑誌などを見ていると、さまざまな悩みを持っている方の声が載っています。
その中でも多いのが、人間関係の悩みではないでしょうか。

人間関係は私たちの人生に大きな影響を与えるものです。
どんな人と付き合うかでその後の人生が大きく変わってしまうこともあります。

そこで今回は、本当に付き合うべき信頼できる人の特徴を見ていきたいと思います。

なぜ人間関係は大事?

「朱に交われば朱くなる」ということわざがあります。
人間は付き合う相手によって影響を受けやすいという意味のことわざです。

たとえば、テストで100点をとろうと思ったら勉強しなければなりません。
勉強を頑張るかどうかは自分の行いですが、勉強の意欲が湧くかには周りの環境がとても大事でしょう。

周りにいる友だちが勉強を頑張る人だったら、自分にやる気がなくてもある程度引っ張られてやるものです。
しかし、友だちが遊ぶことに一生懸命であれば、自分はたとえやる気があっても気がそぞろになります。

勉強ができないことについて、友だちを言い訳にしてはいけませんが、少なからず影響は受けるものなのです。

煩悩のままに行動する人には要注意

ひとくちに人間関係と言っても、好き嫌いもあれば、相性の問題もあるでしょう。
ですから、人付き合いにはさまざまな形があっていいと思います。

ただ、信頼できる人と仲良くなりたいと思ったときには、よく注意しておかなければならないポイントがあるのです。
それは、その人の言動です。

仏教では、私たち人間を「煩悩具足の凡夫」と言われています。
「煩悩でできているのが人間」という意味です。

煩悩で代表的なものは欲、怒り、ねたみやそねみの心など。
人間ならば、そういった心を誰しも抱えているものですが、それを前面に出すと自分勝手な言動になります。

➀欲

欲しい欲しい、もっと欲しいと際限なく求める心のことです。
具体的には、1円でも損したくない、人からよく見られたいなどの心を指します。

損したくないという心のために、他人のことを考えず、安売りしているものを独り占めする。
他人からもらうことは好きだけど、自分のものは決して譲らない。

上司の前ではいい顔をするけれど、同僚や部下には態度が悪い。
他人の評価を得るために、平気でうそをつく。

欲の心が全面に出ると、自分勝手な行いとなり、とても信頼できるとは言えないでしょう。

➁怒り

欲の心が妨げられると出てくるのが怒りの心です。
頭に血が上ると、冷静な判断ができなくなり、暴言や暴力となって表れます。

周りの人が自分の思い通りにならないと、怒ってばかりの人を見かけることがあります。
スーパーなどで店員さんに無理な要求をして、それが通らないと怒鳴ったり、土下座させたりするという話も聞いたことがあります。

家庭内暴力なども、怒りの心が表れた結果おこることでしょう。
怒りの心を抑えられない人と一緒にいると、身も心も傷つくことになるかもしれません。

➂ねたみ、そねみ

「他人の不幸は蜜の味」と言われるように、他人の幸せを喜べない心です。
SNSでの誹謗中傷などは、ねたみの心から起こることがよくあります。

悪口、陰口は当然人の心を傷つけます。
そして、聞いている相手も嫌な気分にさせるものです。

自分のことも本当は陰で悪く言ってるのかもしれない。
そう思えば、とても信頼はできないですし、心が不健康になっていくことでしょう。

信頼できる人の特徴3選

煩悩のままに自分勝手な行いをする人は、周りも自分も不幸にさせます。
そんな人からは距離を置いた方がよいのです。

では、逆に近づくべき信頼できる人とはどんな人でしょうか。

➀どんなときも態度を変えない

「自分がどん底の時でも寄り添ってくれるのが本当の友だち」と言われます。

欲で動いているのが私たちですから、自分の欲を満たしてくれる人にはニコニコします。
しかし、自分の欲が満たせないとなると、とたんに手の平を返すのが人間でしょう。

自分に都合の悪い状況となっても、変わらず心配してくれるし、傍にいてくれる。
そんな人は私を大切に思ってくれている人ですから、信頼できますし、絶対大切にしたほうがよいのです。

➁怒るのではなく叱ってくれる

怒るのと叱るのは全然違うと言われます。
私たちが怒るのは自分の思い通りにならないときで、自分のために怒るのです。
対して、叱るという行為は相手のためを思ってするものだと言われます。

私たちは誰でも間違いを指摘されたり厳しく言われるのを嫌がります。
ですから、注意してくる人のことは良く思えないのが実際です。

そんな中、叱ったら自分が嫌われることも承知の上で、あえて厳しく言ってくれる人がいます。
このまま放っておいたら、いずれ恥をかいてしまうだろうと、私のことを思って叱ってくれるのです。

そんな人は、私の人生に必ずプラスの影響を与えてくれます。
敬遠してしまいがちですが、むしろ感謝しなければなりません。

➂自分の言動に責任を持っている

仏教では、すべてのことは良いことも悪いことも自業自得と教えられます。

ですから、もし他人が幸せな結果を得ているのなら、それはその人自身の努力によるもの。
自分になかなかいい結果が来ないのなら、相応の行いをしていないからでしょう。
結果だけを見て、「なんであの人ばっかり」とねたんだりうらんだりするのは本来おかしなことなのですが、それがわからないのが私たちです。

そんな中、責任ある言動をとる人もあります。
何か失敗した時に、まず自分の行いを振り返って、ここがよくなかったと反省する。
決して他人のせいにすることなく、努力を怠らず、改善すべきところは改善していく。

他人がどうかは関係なく、自分のやるべきことを粛々とやっているのです。
そういう人といると、自然と「腐らずに自分も頑張ろう」と思えてくるものです。

まとめ

私たちは、周囲の人間関係から大なり小なり影響を受けています。
だからこそ、どんな人と付き合っていくのかはとても重要です。

人間はみな煩悩のかたまりと言われますが、特に煩悩のままに振舞う人には注意しなければなりません。
煩悩のまま動けば、必ず周囲の人を傷つけるからです。

では、どんな人と付き合っていくのがよいか、以下の3つのポイントを参考にしてみてください。

➀どんなときも態度を変えない
➁怒るのではなく叱ってくれる
➂自分の言動に責任を持っている

信頼できる人との縁を大切にしていきたいものです。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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