コロナ禍に見える夫婦円満の秘訣|夫婦がつながるコツ3選
こんにちは。みさきです。
昨年の「いい夫婦の日」に、コロナ禍での夫婦仲についてのアンケート調査が行われました。(明治安田生命調べ)
以前よりも仲が良くなったと感じる夫婦が約2割増えたそうです。
在宅勤務となり、夫婦が一緒に過ごす時間が増え、会話の時間も増えたことが大きな理由のようです。
一方で、共に過ごす時間が増えたことにより、夫婦仲が悪くなったという人は約6%、コロナ離婚という言葉も耳にするようになりました。
この差は何が原因なのか、夫婦がつながる秘訣を考えてみたいと思います。
夫婦がつながる秘訣3選
☑秘訣1.コロナという共通の敵
未曾有のコロナウイルスの発生、長引く感染拡大は、夫婦にとって共通の不安です。
コロナから家族の身を守るため、会話が増えたり、子育てや家事を協力し合うようになったという人は多いのではないでしょうか。
夫婦の絆が深まった理由の一つに、コロナという共通の敵ができたことが大きいといえると思います。
普段、夫婦喧嘩となったときにも、目的の確認をすると好転していきます。
例えば、久しぶりにそろっての休暇に夫婦でどこかへ出掛けようと話をしていたとします。
妻は「日常を離れてフランス料理店に行きたい」
夫は「焼き肉を存分に食べたい」と行き先が合わず喧嘩になりました。
お互いの好みの価値観の違いから、感情的に相手に譲ることができません。
ここで、夫婦で休暇を過ごす目的を考えてみると、どうでしょう。
久しぶりの夫婦そろっての休暇の目的は「休暇に二人でリラックスして美味しいもの食べたい」ということが明確になると、感情がおさまり、2人が喜べる行き先を考えられそうです。
夫婦のつながりを強化する秘訣の一つは、共通の目的を明らかにしていくことです。
☑秘訣2.親しい人の話ほど聞けない
まず前提に、私たちは相手の話を聞くよりも、自分の話をしたいと思っています。
結婚生活が長くなると、余計に「自分の話を聞いてほしい」という気持ちが強くなり、お互いに「話を聞いてもらいたいのに、夫(妻)は話を聞いてくれない」と感じてしまいます。
降り積もった雪は数日すれば溶けますが、溶ける前にさらに雪がどんどん降り積もってしまうと、既に積もっていた雪が新しい雪の重みで氷のように固まってしまいます。
カチンカチンになった雪は雪かきをしようにもできず、なかなか溶けません。
夫婦関係も相手の話に耳を傾けることを怠り続けると、カチカチになった雪のように相手の心は固く閉ざされてしまいます。
人間ですから、相手を怒らせたり、傷つけたりすることは起こります。
そんな時は、相手の感情を察知し、怒りや不快感を和らげていくことが大切で、決して放置しないことです。
聞くことは「あなたを気にかけていますよ」という雪を溶かす陽だまりなのです。
☑秘訣3.相手を「知っている」と思い込んでいる
秘訣2の「親しい人の話ほど聞けない」の2つ目の理由になりますが、親密な関係であるがゆえに、夫(妻)も自分と同じように見えていると錯覚してしまいがちであることです。
心は常にコロコロと変化していて、ずっと変わらない人はいません。
いつも明るくて、人が集まってくるような人がうつ状態になった
物静かで何を考えているか分からない人が、生活環境が変わり、人が変わった
大嫌いだと思っていた人の意外な一面を知り、好きになった など
人の心は経験や知識、環境などによって常に変化しています。
夫(妻)を理解できていると思っているのは一部分で「知っている」と思い込んでいることは相手の話を聞くことを怠ってしまいます。
親しい人ほど日常会話を通して、変化に気づくことが夫婦がつながる秘訣だと思います。
まとめ
夫婦のつながりを強化する秘訣
1.夫婦共通の目的を明らかにする
2.聞くことは、夫婦関係を強化する投資と考える
3.日常会話を通して、相手の変化に気付く
みさき
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