言うことを聞かない新人でも接し方次第で大きく変わる

龍慈

こんにちは。人の心に寄り添うことがモットーの龍慈です。

社会に出るといろいろな人と接する機会があり、年齢の離れた方のお話を聞いていると、時々、「最近の若いもんはこれだからいかん」と言われているのを耳にします。
事情を聞いてみると、新入社員に仕事の指示を出しても、よく聞き違えて別のことをしているため余計な仕事が増えてしまって困っているようでした。
こういった行き違いの原因は、年代の差による考え方の違いが大きいと感じたので、今日はそのことについて書きたいと思います。

目次

  • 最近の若者は以前の若者と育った環境が違う
  • 同じ相手でも接し方次第で相手の態度は大きく変わる
  • 相手を責めるのではなく相手にあわせることが大切
  • 相手を思いやることが自分の幸せになる
  • まとめ

 

最近の若者は以前の若者と育った環境が違う

近年、科学が急成長を続け日本や世界が大きく変わってきています。
生活環境、家庭環境、教育環境、いろいろな面で変化しています。
以前は、国民的アニメで有名なサザエさん一家のような三世代同居の世帯が多かったですが、近年では核家族化に伴い祖父母が同居しない親子のみの家庭が多くなってきています。
さらに女性の社会進出が進み、共働きの家庭が増え、子供が1人で家にいることが多くなってきているようです。
小さいころの遊びも大きく変わってきています。
私はゆとり教育が始まったころに育った世代ですが、遊ぶといえばテレビゲームがほとんどを占めていました。
しかし、私の親世代に聞いてみるとそもそもゲームはなく、鬼ごっこやかくれんぼ、缶蹴り、メンコやベーゴマなどでよく遊んだと言っていました。
どれも遊び相手がいないとできないものばかりで、友達の輪から外されないようにと一生懸命だったそうです。
はしゃぎすぎて痛い目にあったり、ちょっと勢い余って友達を怪我させてしまったり、ということを通して、痛みを知ったり相手のことを考えることを知ったり、いろいろなことが勉強だったと言っていました。
ところがテレビゲームは自分1人でできるものが多く、怪我をするのもゲームの中のキャラであって自分は全く痛くありません。
世代によって育った環境は大きく変わり、特に人間関係の面の感覚が違ってきているのです。

同じ相手でも接し方次第で相手の態度は大きく変わる

こんな話があります。
ある禅僧が座禅を終え、近くの土手で休んでいると、1人の武士が馬の稽古(けいこ)にやってきた。
しかし馬は機嫌が悪いのか武士の言うことを聞こうとしない。
武士は怒鳴って馬にムチあて馬を責めている。
その光景を見ていた禅僧がたまりかねて、その武士に近寄り諭したという。
「馬がいうことをきかぬといって、馬ばかりを責めるのは愚かなこと。馬にも馬の事情があるはず。馬にいうとをきかそうと思うなら、馬が言うことを聞くように、仕向けてやることが大切。馬を責めるのではなく、自分を改めることが一番なのだ」
それを聞いた武士は、自分の態度を改め、再び馬に乗ったところ、馬が変わったように武士のいうことを聞くようになったという。

相手を責めるのではなく相手にあわせることが大切

自分の言う通りにならないからといって、相手を責めていても改善の望みは薄いです。
相手にもいろいろな事情があります。
自分の考えや思い、感覚をそのまま相手にも押し付けていれば、同じ感覚ではないために反発が生じます。
同年代ならば似たような環境で育って比較的同じような感覚の人が多いですが、20も30も年齢が離れると考え方が大きく異なり、自分は当たり前と思っていたことが相手には当たり前でないということもよくあります。
先述の馬の話で言えば、馬ならこれくらいできると自分の考えや思いを押し付けて責めていては馬は言うことをききません。
馬にも馬の事情があります。
それを受け止めた上で、その馬が言うことを聞くように仕向けていくことが重要なのです。

相手を思いやることが自分の幸せになる

仏教に、『自利利他』という言葉があります。
他(相手)を利する(幸せにする)ままが、自(自分)も利する(幸せになる)、という意味で、自分が幸せになりたければ相手を思いやり幸せにしなさい、ということを教えられています。
反対に自分のことばかりを考えて思いやりがないことを『我利我利』と言われ、大変嫌われます。
自分の思いばかりを相手に押し付けてしまっているにも関わらず、相手が言うことを聞かないといって相手を責めるのはまさに我利我利です。
相手のことを考えて思いやりの心を持って接すれば、自然と相手も言うことを聞いてくれるようになり、自分にとってもよいように進んでいくのです。

まとめ

相手が言うことを聞かないと思ったときは、どうしても相手を責めてしまいがちですが、そこをぐっと堪えて、自分を振り返り、相手のことを考えずに自分の思いや考えを押し付けていないか、と反省することが大切です。
そうした努力が自分の幸せとなって返ってくるのです。

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龍慈

チューリップ企画のタブレットのアプリ開発を担当しています龍慈(りゅうじ)です。タブレットを使っていただいているお客様とお話していると、喜ばれている方もあれば、こんなことで困っていると言ってこられる方もあります。
私も日々悩むこともありますが、いろいろな人に話を聞いてみると、案外同じことで悩んでいたり、解決方法が見えてきたりすることがよくあります。
お客様の喜びの声が、何よりも私の喜びであり原動力です!
システム開発に止まらず、お客様みなさまのお悩みの解決に少しでもお役にたてるよう、情報発信していきます。
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