目標が達成できるかどうかの最大のポイント|才能よりも固い決意

こうへい

こんにちは。こころの悩みサポーターのこうへいです。

仕事をしていると必ずといっていいほど、付いてくるのが目標ではないでしょうか。
目標がないと、自分では精一杯頑張っているつもりでも、手を抜いてしまっているということもあります。
だから目標を持って頑張ることが大切だと言われることが多いようです。

ところがその目標がとても達成するのが難しいとなると、「自分には才能がないから」とか「自分はこれが苦手だから」といろいろな理由を持ってきて、目標の達成は無理だろうとあきらめてしまうことはないでしょうか。
私もよく自分の才能や能力、性格などを理由に、目標の達成をあきらめてしまったことがありました。

才能や能力が目標を達成できるかどうかの一番重要なポイントなのでしょうか。

目次

  • 才能や能力が目標を達成できるかどうかの一番重要なポイントでない
    「愚公、山を移す」の故事成語に学ぶ
  • 固い決意こそ、目標を達成できるかどうかの一番重要なポイント
    リスから学ばれたお釈迦さまの話
  • まとめ

才能や能力が目標を達成できるかどうかの一番重要なポイントでない
「愚公、山を移す」の故事成語に学ぶ

愚公、山を移すという故事成語があります。

昔、中国に愚公(ぐこう)という老人がいました。
愚公の家の前には大きな山が2つありました。
どこに出かけるにも、山の周りをぐるりと回って行かねばならず、非常に不便な思いをしていました。
ある日、愚公は家族を集めて、こう切り出しました。
「私はお前たちと力を合わせて、この山を削り、まっすぐな道を作ろうと思う」
すると妻が怪訝(けげん)な顔で不満をぶつけてきました。
「自分の年を考えて下さい。そんなことはとても不可能です。それに山を削った土や石はどうするつもりですか」
しかし、愚公の決意は揺らぎませんでした。
そんな父の姿に打たれた子供たちは、協力を申し出ました。
「僕たちがお父さんを支えますよ。土や石は海に捨てればいいでしょう」
かくて、愚公一家は作業をはじめました。
山は岩石が多く、削るだけでも大変な苦労でした。
そして削った石や土を、海まで運びます。海には歩いて2、3日はかかります。
そんな作業を続けていったのでした。
そんな愚公一家のことを聞いた智叟(ちそう)という利口な老人がやってきて、愚公のことを笑いました。
「君はなんてバカなんだ。こんな大きな山を平らにできるわけがないだろう。だいたい君は90歳じゃないか。あと何年生きているつもりなんだ。やめた方がいい」
すると愚公はこう答えたといいます。
「君の考えは浅はかだよ。私が死んでも子供がいる、子供は孫を生む、孫はまた子供を生む、子々孫々絶えることはない。ところが、山はこれ以上に大きくなることはない。とすれば、いつの日か必ず平らにできる」
この愚公の答えに、さすがの智叟(ちそう)も何も言えませんでした。

ここから、愚公、山を移すという故事成語が出来たと言われ、
「努力すれば、どんな難事業でも成功する」
という意味で使われています。

才能や能力よりも、固い決意とたゆまぬ努力が大切なのだと知らされます。

才能がないと悩んでいる人へは、こちらの記事もおススメです。

誰もが知っている?「自分は才能がないな…」と思う心に打ち克つポイント

固い決意こそ、目標を達成できるかどうかの一番重要なポイント
リスから学ばれたお釈迦さまの話

仏典の中にもこんな話があります。

お釈迦さまは一国の皇太子として生まれられましたが、深く世の無常を感じられ、王宮での生活を捨てて山で修行されていました。
その時に、一匹のリスが湖のほとりで、しっぽを水につけては出しつけては出ししているのをご覧になりました。
不審に思われたお釈迦さまは、リスに尋ねられました。
「おまえは、何をしているのか」
「私はこの湖の水を、汲(く)み尽くそうと思っています」
リスの言葉に驚かれて、お釈迦さまは、
「おまえのような小さな尾で一滴二滴汲(く)み出して、こんな大きな湖の水をなくすることができると思うのか。何百年かかるか分からぬぞ」
と言われると、リスは答えました。
「あなたのおっしゃるとおりでしょう。しかし、私は五年や六年してみてできなかったと断念するようなことは致しません。どんなに長い年月がかかりましょうとも、定めた思いの通るまでは止めない決心をしております」
リスの固い決意に暗示(あんじ)を得られたお釈迦さまは、
「自分も今、このリスに勝っても劣らぬ大きな願いをおこしているのだ。たとえ何十年かかろうが、所期(しょき)の目的を果たすまでは志を曲げてはならないぞ」
と修行を続行し、ついに無上のさとり(仏の覚り)を成就せられたのです。
リスはお釈迦さまの求道心(きゅうどうしん)を試す帝釈天(たいしゃくてん)の変身だったのです。
あまりにさとりが得られないので、ついつい修行を断念して王宮へ戻ろうかと考えるようになったお釈迦さまを見て、よほど、固い決心がなければ大願は成就できないと、リスの姿になって励ましたのでした。

お釈迦さまのような方でも、「断念しようか」というお気持ちになられたことがあったのですね。
才能や能力よりも、固い決意とたゆまぬ努力が何よりも大切だと知らされます。

まとめ

大きな目標を前にすると、いろいろな理由を持ってきて、あきらめようとする心が出てきたりします。
そんな時は、才能や能力よりも、固い決意こそが目標を達成できるかどうかを分けるポイントだと知って、たゆまぬ努力を続けていきたいものですね。

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こうへい

チューリップ企画で動画制作を担当しています。
大学生のときに同じことの繰り返しの毎日にどんな意味があるのかと悩みました。しかも友人に相談しても分かってくれる人がなかったことが大きな苦しみでした。
その時に読んだ仏典の言葉に励まされました。その後、講演会の運営の手伝いをする機会があり、さまざまな悩みを持って参加した多くの人たちの声を聞かせてもらいました。私も学びながら、皆さんの悩みに寄り添っていける情報を発信していけたらと思っています。
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