「何をしてもうまくいかない」から抜け出すには?正しい原因を見極めるのが大事
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
「最近何をしてもうまくいかなくて、むしゃくしゃしている」とある人が話していました。
やることなすこと失敗続きだと、つい投げやりになってしまうものですよね。
人生には順境と逆境があります。
自分に逆境が訪れた時、どのような心掛けでいればよいのでしょうか。
悪いことが重なるのはツイてないから?
夫とささいなことで朝からケンカ。
職場ではミスを連発して上司に叱られる。
帰り道に突然土砂降りの雨が降ってきて、ずぶ濡れになった。
1日のうちにこんな災難に見舞われたとしましょう。
そうすると、「今日は本当にツイてない」という呟きが漏れるかもしれません。
ツイてないというのは、言い換えれば運が悪いということでしょう。
では、悪いことが重なるのは単にツイてない、運が悪いという理由なのでしょうか。
うまくいかないのは運のせいではない
うまくいかないことが重なるとき、むしゃくしゃして、「こんな日はもう何をしてもダメだ」と投げやりになります。
しかし、運が悪かったで片づけてしまうと状況はより悪くなってしまうのです。
「ツイてなかった」「運が悪かった」というのは、原因を考えることを放棄する言葉だからです。
物事にはすべて因果関係があります。
朝からケンカで気分が落ち込んだまま会社に行って、上の空だったからミスを連発する。
雨で濡れてしまったのも、本当は天気予報をチェックしていれば傘を持って行ったかもしれないけれど、朝はイライラしていてニュースをチェックする余裕がなかったから。
うまくいかないのは運のせいではなく、ちゃんと原因あってのこと。
自分の心の状態がそのまま災難として降りかかってきたということです。
原因を変えれば結果が変わる
仏教には自業自得という言葉があります。
一般的には、悪い結果を受けた人が、自分でその結果を招いたことが明らかな場合に使われます。
ところが、もともとの意味は「自分の受ける結果は、すべて自分の行いが引き起こすもの」ということ。
つまり、いい結果も悪い結果も、すべては自分のまいた種によるものということなのです。
身体でやること、口で言うこと、心で思うこと。
自分の行いであればすぐに変えられます。
そして、原因が変われば結果も必ず変わるのです。
負の連鎖から抜け出すには
先ほど、うまくいかないのは、自分の心の状態が表れていると書きました。
もし、イライラした心の状態が続けば、受ける結果はやはり災難続きになるでしょう。
イライラする→人にあたる→嫌なことを言われる→イライラする→失敗する→叱られる→イライラする…
嫌なことを言われるのも、失敗するのも、ツイてないから。
それは正しい原因の見方ではありません。
正しい原因を見極めない限り、負の連鎖はずっと続いていきます。
「自分がこんな結果を受けるのは、心の状態がよくないからだろう」
そう思えば、おいしいものを食べたり、人と話したり、寝たりして、気分をリフレッシュすることができます。
気分が変われば、うまくいかない状態からも自然と抜け出せるようになるでしょう。
まとめ
何をしてもうまくいかないときは誰にでもあるものです。
そんなとき、「ツイてない」「運が悪い」という言葉を使ってしまいますが、それでは状況は改善しないでしょう。
すべては自分のまいた種。
原因が変われば結果が変わる。
そのことを意識して、うまくいかない原因を改めて考えてみてはいかがでしょうか。
正しい原因を突きとめ、改善すれば、おのずと負の連鎖から抜け出すことができると思います。
わか
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