直してほしいところを相手の気分を害さずに伝えたい|受け入れやすい3つの伝え方


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

先日友人とお互いの仕事の話をしました。
友人は責任ある立場を任されていて、いろいろと苦労が絶えないようです。

中でも難しいのは注意の仕方だと言っていました。
人によっては、注意をしたことで気分を害したり、必要以上に落ち込んでしまうこともあります。

どうすれば直してほしいところを的確に伝えられるのか。
これは多くの人が悩むところかもしれません。

今回は、直してほしいところを相手にどのように伝えるかを考えたいと思います。

注意は受け入れにくい

忠言耳に逆らう」と言われます。
これは、「忠告の言葉は、とかく相手の感情を害して、素直に聞き入れられない」という意味があるそうです。

なぜ聞き入れられないのでしょうか。
それは、私たちに名誉欲があるからでしょう。

名誉欲とは、他人から良く思われたい、嫌われたくないという心のことです。
注意や忠告を受けるということは、その名誉欲を害することなので、聞きたくないのでしょう。

相手の言うことが正しくても、欠点や間違いを指摘されるのは耐えられないのです。

忠告はしないほうがいい?

忠言耳に逆らうのが私たちなので、せっかく忠告をしても、嫌な目にあうことがあります。
直してほしいところを伝えたことで疎まれたり、腹を立てられたりする場合もあるでしょう。

感謝してくれるならば伝えて良かったと思えますが、逆だと、伝えなければよかったと後悔します。
それで、相手の悪い部分があっても見て見ぬふりをすることがあるかもしれません。

しかし、悪い部分を直さずそのままにしていたら、間違いなくその人は苦労します。
大なり小なり自分にも影響があるでしょうし、その人がいる職場や家庭も良くなっていきません。
自損損他です。

直してほしいところは勇気を出して伝えたほうが、結果的に全体がよくなるのだと思います。

忠告が受け入れやすい3つの伝え方

では、直してほしいところをどのように伝えたらよいでしょうか。
ここでは3つの方法を提案します。

➀注意をするときはまず褒めてから

仏教に「与奪の論法(よだつのろんぽう)」というものがあります。
文字通り、「与」とは与えることで、「奪」は奪うことです。
まず、相手の喜ぶことを言ってから(与)、注意をする(奪)という意味があります。

これまでお伝えした通り、直してほしいところを率直に言っても相手は反発するだけでしょう。
そうではなく、まず相手の良い点を褒めるのです。
相手が日ごろ頑張っていることや、皆のためにしてくれたことをねぎらう。
最後に、「あとここだけ直すともっと良くなると思うよ」と伝えるのです。

人は、自分の頑張りを認め、褒めてくれる人のことを悪く思いません。
自分のことを理解してくれている人が言うことは素直に受け止められるのではないでしょうか。

➁別の人から伝えてもらう

人には相性があります。立場もあります。
ですから、どれだけ正論を述べられても、受け入れ難い相手というのはいるものです。

親が子から忠告を受けても、なかなか受け入れられないと思います。
また、上司が部下から注意をされても、簡単に聞けるものではありません。
伝える側も言いにくいことこの上ないでしょう。

そのような場合は、相手が耳を傾けやすい人から代わりに伝えてもらうのがいいと思います。
親子ならば、親の兄弟や友人の方が話を聞いてくれる場合もあるでしょう。
上司と部下の関係ならば、もっと上の上司に相談して伝えてもらうのです。

相手の立場を考え、より受け入れやすいところから伝えてもらえば、改善されるかもしれません。

③具体的に対策を提案する

単に「あなたのここは直したほうがいい」と言われても、じゃあどうすればいいのと反発心が起きます。
本人も直したいと思っているけれど、どう改善したらいいかわからない場合もあるかもしれません。
それではいつまでたっても直してほしいところが直らないでしょう。

直してほしいところがある時は、具体的に「こうしたらいいよ」と提案するのがよいと思います。
一緒に改善策を考えることで、相手も自分のためを思って言ってくれたんだなと感じるはずです。

結果的に早く改善されるのではないでしょうか。

まとめ

私たちには人から良く見られたいという名誉欲があります。
ですから、直してほしいところを伝えようとしても簡単には受け入れてもらえません。

直してほしいところがある時は、この3点を心掛けてみてはいかがでしょうか。
・注意をするときはまず褒めてから
・別の人から伝えてもらう
・具体的に対策を提案する

相手も自分も気持ちよく過ごせるようにしたいですね。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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