物事を継続するには何が必要?継続力を上げるポイント3選


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

「決めたことがなかなか継続できない」と友人が嘆いていました。
熱しやすく冷めやすい性格で、気持ちが続かないそうです。

気持ちが続かないと、物事を継続するのは難しいのでしょうか?

継続できないのはなぜ?

継続できないのは、気持ちが続かないからでしょうか?
しかし、気持ちが続かないのは何も特定の人に限ったことではないでしょう。

「女心と秋の空」ということわざがあります。
女心もコロコロ変わるかもしれませんが、男心もコロコロ変わるものです。
周りの状況に影響を受けやすいのが心ですから、性別も年齢も関係なく、みんな気持ちは続かないのが普通ではないでしょうか。

しかし、その中でもずっと継続できる人もいます。
気持ちの問題ではないとしたら、何が違うのでしょうか。

気持ちをあてにしないことが大事

継続できる人は、習慣化していることが挙げられると思います。
毎日行っていて習慣化していることは、何も考えなくても実行することができます。

しかし、多くの場合、習慣化する前に気持ちが冷めて続かなくなってしまうのです。
気持ちは続かないのが普通ですから、気持ちをあてにしていると継続することは難しいでしょう。

大切なのは、気持ちが続かないことを前提に、実行に移せる工夫をしていくことではないでしょうか。

継続力を上げるポイント

では、習慣化するまではどのような工夫をしていけばよいのでしょうか?
ここでは3つのポイントを挙げたいと思います。

①仕組みを作る

1つには、継続するための仕組みを作るということです。
もし実行するのに毎回負担があるとしたら、だんだん面倒になり続きません。

たとえば、片づけを例に考えてみます。
毎回押入れの奥から使うものを引っ張り出し、終わったら再び押入れの奥に苦労して入れなければならないとしたらどうでしょう。

そんな面倒なことをしていられないので、次第に出しっぱなしにするようになります。
出しっぱなしにしているから、部屋が散らかっていくのです。

綺麗な状態を継続するには、使用頻度に合わせた置き場所を決めます。
よく使うものは、比較的簡単に出し入れできるところに置いておけば、手間に感じません。

継続するためには、「めんどくさい」という気持ちが出てこないような仕組みを作ることが大切です。

②成功体験を積み重ねる

うまくいかないことが続くと、続けるのが嫌になってきます。
落ち込むことが続けば、やりたくないという気持ちになるのは当然です。

継続するためには、せめてやりがいのある状態を維持しなければなりません。
それには小さくてもいいので成功体験を積み重ねることが重要です。

うまくいかないときには、ハードルを高く設定しすぎている可能性があります。
慣れていないときに高度なことをしようとしたら、失敗するのは無理もないこと。

そうではなく、まずはちょっとしたことから始めてみましょう。
できることを積み重ねていけば、自信になり、続けようという意欲につながるはずです。

➂種を蒔けば必ず芽が出ると知る

「100回叩くと壊れる壁があったとする。
でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう」

これは松岡修造さんの言葉だそうです。
私たちは、結果が報われるかどうか常に不安に思っています。
だからこそ、何回やっても結果が出ないとなったら、続けようという気持ちがなくなってしまうのです。

仏教では、「まいた種は必ず生える」と教えられます。
いつ結果が出るかはわからなくても、努力した結果が無駄になることはありません。

継続して報われるのかわからないと、不安になって途中でやめてしまうこともあるでしょう。
しかし、いつか必ず芽が出ると知るだけで、継続へのモチベーションが保たれるのではないでしょうか。

まとめ

私たちの心は他から影響を受けやすいので、簡単に気持ちが変わってしまいます。
ですから、気持ちが続くことをあてにしていると、物事を継続することはできません。

気持ちは続かないという前提で、次のポイントを実行してみてはいかがでしょうか。

①仕組みを作る
②成功体験を積み重ねる
③種を蒔けば必ず芽が出ると知る

継続力をつけて、最後までやり遂げられるよう心がけていきたいですね。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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