職場の人間関係を良好にする②|サッカーに学ぶ3つの見える化

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心穏やかアドバイザーのヒロカズです。

前回は職場の人間関係を良好にする為に見える化する3つのポイントを紹介しましたが、この3つのポイントを押さえたスポーツがサッカーではないかということについて今回は書きたいと思います。

サッカーワールドカップの優勝国の特徴

4年に1度行われるサッカーワールドカップは世界中が熱狂し、国と国の誇りをかけた戦いが繰り広げられています。
そのワールドカップで優勝回数が多い国はブラジル、ドイツ、イタリアの3か国です。
特にドイツやイタリアは傑出したスーパースターがいない年でもワールドカップで優勝しているそうです。

サッカーというスポーツを考えてみた時、野球と違って試合中に細かいところまで監督の指示、サインは届きません。
野球に比べれば選手の判断、閃きに任されるところが大きいようです。
だから、サッカーは選手の個性を理解したポジショニングとチームビジョンがとても大事なスポーツだと言われます。
サッカーはチームビジョンのもと、選手が団結できるかどうかが大事なスポーツなのでしょう。

選手一人一人がそれぞれの役割を理解し、団結する時には前回紹介した「思想」「信頼」「立ち位置」の見える化がとても重要になってくると言われます。
順に見ていきましょう

サッカー選手の見える化

まず思想の見える化とは何を目標としてプレーするのかということでしょう。
その人の強いこだわりと言ってもいいかもしれません。
どういうことにこだわっているのか、何を目指しているのかということを見える化するということです。

「ワールドカップで優勝する」「世界一の選手になる」「1対1のディフェンスでは負けない」などサッカーをするにあたり、どのような目標を持っているかをはっきりさせるということです。
その上で思想がどんなに素晴らしくても信頼がなければ、チームプレーのサッカーでは選手として試合に出ることはできないでしょう。

また、ファンからも愛され、応援されることはありません。
信頼される言動をグラウンドの内でも外でもとることが大事になってきます。
丁寧な言葉遣いで対応したり、約束時間を守ることによって信頼が見える化されていきます。

最後に試合で貢献するにはその人にしかできない一芸が必要になってきます。
パスでもドリブルでもあるいはディフェンスでもその人にしかないプレースタイルを持つということです。
これによってその人の「立ち位置」が見える化します。

70億の中で似ている人はいても同じ人は一人もいないと言われます。
違いがあるということは誰でも他人に貢献できるプレーを身に付けることができるということではないでしょうか?

サッカーに学ぶチームプレー

「思想」「信頼」「立ち位置」を見える化することによってサッカーでは選手の役割が見える化され、チーム内での役割が決まるように、仕事でも社内外のチームでプロジェクトが行われることが増えてくればくるほど、「思想」「信頼」「立ち位置」の3つの見える化が求められるようになってきているのではないでしょうか?
つまり、職場の人間関係で「思想」「信頼」「立ち位置」の見える化を自ら積極的に行わなければ、不透明だと思われた時に信頼を失うことになるでしょう。

人間関係を良好にする3つの見える化とはチームが団結する時に必要な3つの見える化だと言えると思います。
一人一人がサッカー選手のようなチームプレーが求められる時がきているのかもしれません

まとめ

人間関係を良好にする為には「思想」「信頼」「立ち位置」を見える化し、サッカー選手のようなチームプレーが必要。

(続き)職場の人間関係を良好にする③|利他の心で接するとは

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ヒロ☆カズ

チューリップ企画のヒロ☆カズです。 31歳で肝臓の病気にかかり、2度の入院を経験しました。朝起きて仕事に行く。休日は友人と出かけるという当たり前の日常を失い、初めて、朝起きて仕事に行けることが当たり前でないことに気が付きました。 当たり前の1日がかけがえのない1日であることに気づけば、悩みが感謝の心へ変わるのかもしれません。闘病中に読んだ本や勇気をもらったさまざまな言葉からヒントを紹介したいと思います。
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