ネガティブ思考をやめたい人が心がけるたった3つのこと|ネガティブ思考をポジティブ思考に変える

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心穏やかアドバイザーのヒロカズです。

よく知っているコーヒーショップの店長から、プロジェクトの進捗がうまくいかず、悶々としていた時に

「あなたは悲観的な考えね。ゴルファーのタイガーウッズが復活したのは常に自分に前向きな言葉をかけていたからなのよ。脳は誰のことを言っているかはわからないけど、何を言われているかはわかるそうよ。だからタイガーウッズはライバルのボールもカップに『入れ、入れ』と念じていたんですって。それが要因の一つで復活したってテレビでやっていたから、前向きな発言が大事なのよ」

とアドバイスを受けました。

今回はネガティブ思考について考えてみたいと思います。

ネガティブ思考の人は意外と多い??

ネガティブ思考とは否定的で悲観的な考え方ということです。

否定的で悲観的な考え方だと言動も否定的で悲観的になっていくのでしょう。
「あなたは否定的ですね」や「悲観的な考え方ね」と3人の人から言われたら、ネガティブ思考の傾向があると思って意識することが大切です。

逆に言えば、自分はネガティブ思考かもしれないと思っているだけではネガティブ思考だとは言い切れません。
それは、自分の周りにいる人が自分よりもネガティブ思考ではないと見えるだけかもしれないからです。

なぜなら、ポジティブ思考に見えるように振舞って本来の自分を隠している可能性があるからです。
お笑い芸人が休みには一人で家に引きこもり暗い表情で過ごしていたり、接客の達人と言われた人が家庭では不機嫌だったと言われるのもその為でしょう。ネガティブ思考の人は案外多いのかもしれません。

まずは3人の人から「あなたは悲観的ね」「ネガティブ思考だね」と言われていないならば、ネガティブ思考だと思い込んでいるだけです。
あるいは自分がポジティブ思考だと思っている人の具体的なイメージがあって、その人と比較しているからでしょう。

ネガティブなのかポジティブなのかは誰と比較するかでネガティブにもなり、ポジティブにもなります。
その上で3人から「あなたは悲観的ね」「ネガティブ思考だね」と言われたことがある人にはネガティブ思考をやめたい人が心がける3つの実践を紹介します。

ネガティブ思考をやめたい人の心がけ①(言葉)

最初に「脳は誰に言ったかは判断できないが、何を言ったかは理解する」という話を書きましたが、ネガティブ思考をやめる時にはネガティブな言葉を使うことをやめることが大切です。

ネガティブな言葉と言ってもネガティブな言葉がたくさんあるので、どれからやめていいのか困惑するかもしれません。
そこで、ネガティブな言葉をやめるのではなく、ポジティブな言葉を多く発して、ネガティブな言葉を発することを減らしていく努力をしていきます。
すぐに実践できることは「ありがとう」というお礼の言葉を多く使うことです。
学生時代、「飴玉一個もらってもお礼状を書きましょう」と指導を受けたことを思い出しますが、「ありがとう」の言葉をいろいろな場面で使っていきます。
嫌いな相手で直接言いたくないならば、メールでもラインでもいいので、感謝の言葉を送りましょう。
言葉でネガティブな思考をポジティブな思考に変えていきます

ネガティブ思考をやめたい人の心がけ②(行動)

ネガティブ思考の人は否定的で悲観的な為、最初の一歩が踏み出せず、行動を伴わないことが多いのかもしれません。
その為、何事も最初の行動が遅く、失敗し、落ち込んで余計に悲観的になり、やがて自分はネガティブ思考だと思い込むようになるのでしょう。
また、人からネガティブ思考だと言われた人は慎重な行動の人が多く、なかなか実行にうつせない傾向にあります。

ですから、ネガティブ思考を自覚し、ネガティブ思考をやめたいと思っている人は最初の一歩を早く踏み出すことが大切です。
勉強で言えば、テストまでに教科書を覚えると決めた日に少しでも教科書を覚えます。
仕事ならば、納期に向けてまずはすぐにできることを少しでも始めることが大事です。
空っぽの箱には寄付しずらいですが、1円でもお金が入っていると寄付しやすいように、最初の小さな一歩がその後の実行をスムーズにしていきます。

最初の行動を早くすることで、ネガティブな思考をポジティブな思考に変えていきます。

ネガティブな思考をやめたい人の心がけ③(精神)

最後にネガティブな思考をやめたい人が心がける精神として、与えることだけ考えましょう。

「どうすれば相手に与えることができるのか?」

自分には与えるものがないと思っている人ならば、与えることができるものがないか考えることが大切です。
他人に対して何かできることはないかと考えるだけでネガティブな思考ではいられなくなります。
他人とのかかわりの中で生きているのが人間ですから、何かできることはないかと考えることができる相手は必ずいます。
1日に1度は誰かを思い浮かべて与えることはできないか考えてみましょう。
与えることだけ考えることでネガティブな思考をポジティブな思考に変えていきます。

まとめ

ネガティブ思考は悪い面ばかりではありません。危機管理の基本は最悪を想定して最善を尽くすことと言われます。
ネガティブ思考の人は最悪を想定しやすいが為、最善を尽くすことができる人なのかもしれません。

最悪を想定し、最善を尽くすことができる思考はネガティブではなく、これ以上ないポジティブな思考です。
ネガティブなのかポジティブなのか悲観的なのか楽観的なのか思考しているあなた自身は変わらないのですから、心がけ一つで大きく変わっていきます。

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ヒロ☆カズ

チューリップ企画のヒロ☆カズです。 31歳で肝臓の病気にかかり、2度の入院を経験しました。朝起きて仕事に行く。休日は友人と出かけるという当たり前の日常を失い、初めて、朝起きて仕事に行けることが当たり前でないことに気が付きました。 当たり前の1日がかけがえのない1日であることに気づけば、悩みが感謝の心へ変わるのかもしれません。闘病中に読んだ本や勇気をもらったさまざまな言葉からヒントを紹介したいと思います。
心が穏やかになった人へ
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