どちらも立てると自分の身が立たず|板挟みを事前に回避する2つのポイント


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

人生においていろいろな悩みはつきものですが、人間関係の悩みは特に多いように思います。
その中の1つに、人間関係の板挟みがあります。

友達同士のケンカに巻き込まれて困惑する人。
嫁姑の間で頭を抱える人。
上司と部下の主張の相違にストレスを抱える人。

どちらかを立てると、どちらかは機嫌が悪くなるので、簡単に答えを出すことができません。
板挟みにあった人は、当人同士よりも大きなストレスを抱えるのではないでしょうか。

今回は、人間関係の板挟みで悩む人へ、その対処法を考えてみたいと思います。

板挟みで悩む理由

学生時代、友達同士のケンカに巻き込まれ、板挟みになることがよくありました。
ケンカの内容は覚えていないのですが、板挟みになった時の辛さは覚えています。

どちらか一方の意見に賛同すると、賛同されなかった方は腹を立てる。
だからといって答えを濁していると、「はっきりしてよ」と、どちらからも責められる。
どの道怒られることが分かっているので、板挟みになる人というのは本当に損な役回りです。

板挟みで悩むのは、どちらの味方になるのかはっきりしていないからでしょう。
どちらも自分にとっては仲のいい、あるいは重要な人である場合、どちらとの関係も崩したくありません。
そうなれば、あいまいな態度をとらざるを得ないのです。

どちらも立てると自分の身が立たない

板挟みになるのは、どちらからも嫌われたくないという心があるからです。
嫌われないようにするためには、相手の意見に賛同する必要があります。
ところが、対立している人たちは真逆のことを言っています。

それなのに、どちらの意見にも賛同していたら、一貫性のない人間になってしまうでしょう。
傍目から見ると、調子のいい人に思われて、信用を失ってしまいます。

イソップ童話に次のような話があるそうです。

中年の男が二人の女性と恋愛していた。
一人の女性は彼よりもずーっと若く、もう一人は、幾つか年上だった。
若いほうの女性は少しでも彼が若く見えるように、夕食後、膝枕にした彼の頭の白髪を、一本一本丹念に抜いてゆく。
ところが年上の女性は、彼が自分よりも、若く見られることを嫌っている。
そこで朝食後、彼の頭の黒い毛を一本一本入念に抜いた。
しまいに男は丸坊主になってしまった。
(『光に向かって123のこころのタネ』(1万年堂出版)より)

「八方美人」とも言われますが、どの方向にもいい顔をしようとすると、結局自分の身が立たなくなるということなのですね。

板挟みを事前に回避する2つのポイント

一度板挟みになってしまったら、抜けだすのはとても難しいことです。
ですから、板挟みになる前に対処をしておく必要があるでしょう。

ここでは2つのポイントを紹介したいと思います。

①先に「どちらの味方にもならない」と表明する

ケンカに巻き込まれそうなとき、どちらかの味方になろうとすると必ず角が立ちます。
だからといって、両方の意見を立てようとすると、無理が生じ、板挟みで苦しむことになります。

それならば、どちらの味方にもならないという立場をとるのが一番角が立たない方法と言えるのではないでしょうか。
自分自身が予め立場をはっきりと決めておけば、いろいろ言われても迷わずに済みます。

そして、どちらの味方にもならない、とはっきり表明しておけば、板挟みになることはないと思います。

②相手の意見に同調しない

とはいえ、まったく介入しないのも心配だ、という方もあると思います。
どちらも自分にとって重要な人ならば、ケンカはしてほしくないというのが正直な所だからです。

ケンカには介入するけれど、中立な立場を保つためには、相手に同調しないことが大切です。
誰でも、同調されたら味方になってもらえたと思います。
ですから、双方の話を聞くことはあっても、聞くだけにとどめて、相手の悪口には反応しないのが良いと思います。

第三者的な立場として状況を見守り、必要な時には仲裁に入るようにすると、板挟みにはならないでしょう。

まとめ

ケンカをしている2人の間に入ると、どちらにもいい顔をしてしまいがちです。
しかし、双方の意見は対立していますから、どちらも立てることはできず、板挟みになって辛い思いをします。

ケンカの時はどちらも立てることはできないとあきらかに見て、自分の態度をはっきりと示しましょう。
・先に「どちらの味方にもならない」と表明する
・相手の意見に同調しない
この2つのポイントを押さえると、板挟みにはならなくてすむかもしれません。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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