体の健康は心の健康から始まる|健康寿命を延ばすために必要なこと(後半)


いつもお読みいただき、ありがとうございます。

お悩み解消研究家のわかです。
健康で長生きをしたいというのは多くの人が望むことだと思います。
健康寿命を延ばすための試みが様々なところでなされていますね。
前回は、健康寿命を延ばすため、地域で取り組みをされている方の声を紹介しました。

体の健康は心の健康から始まる|健康寿命を延ばすために必要なこと(前半)

身体を健康に保つためには、やはり心が元気でないといけませんね。
今回は、健康寿命を延ばすための心がけをもう少し深く掘り下げてみたいと思います。

元気な人は何が違う?

仏教月刊誌『とどろき』を読み始められた方が、購読された理由を次のように言われていました。
「特養の介護の仕事をしていて、100歳のお婆さんが、『とどろき』を読んでいました。
とても元気で、きっと心の中に支えがあるんだと思って、読んでみようと思ったんです
100歳になっても健康でお元気なのは、とても素敵なことですね。
この方の健康の秘訣は、心の中に支えがあることのようです。
元気な人は、心の中にしっかりした軸を持っていることが多いかもしれません。
心の中にしっかりした支えを持つ人は、困難がやってきても生きる気力がわいてくるのではないでしょうか。

仏教に説かれていることは?

100歳の方が読まれていたという『とどろき』は、仏教がよく分かる月刊誌です。
なぜ、仏教のことが書かれた月刊誌を読むと、心に支えができるのでしょうか?
それは、仏教に、私たちすべての人に共通する幸せが教えられているからです。
私たちはみんな幸せを求めて生きています。
健康寿命を延ばしたいと思うのも、突き詰めれば幸せを求めているからです。
しかし、幸せになりたいと願いながらも幸福感が得られていないと感じている人も多いのではないでしょうか。
どうしたら幸せになれるのか。
仏教には、その答えが教えられているのです。

ブッダが説く本当に恵まれた人

ブッダ(お釈迦さま)は、この世には3通りの長者がいると教えられました。
・家の長者…お金や財産に恵まれた人
・身の長者…健康に恵まれた人
・心の長者…本当の幸せを手に入れた人
お金や財産がたくさんある人は幸せでしょう。
しかし、どれだけお金があっても、病気がちであったら人生を謳歌できません。
健康な身体があれば、なおのこと幸せになれるのではないでしょうか。
しかし、どれだけお金に恵まれていて、健康に長生きできたとしても、最後必ず失う時が来ます。
私たちの命には限りがあるからです。
では、本当に幸せな人とはどんな人なのでしょうか。
お釈迦さまは、一番幸せな人は心の長者になった人だと言われています。
詳しくは、こちらの記事をごらんください。

健康寿命を延ばす秘訣

仏教には、すべての人が心の長者になることができると説かれます。
そして、それこそが健康寿命を延ばして長生きをする本当の目的なのだと教えられています。
 
仏教を学び、この目的に向かって生きる人は、本当の意味で健康の大切さを知っている人です。
幸せに向かっているので、心も自然と明るくなるのではないでしょうか。
心を健康に保つためには、生きがいを持ったり、人とのコミュニケーションももちろん大切です。
しかし、健康寿命を延ばす一番の秘訣は、目的を知って、そこに向かって生きることなのでしょう。

まとめ

仏教には、どうしたら幸せになれるのかの答えが教えられています。
仏教を説かれたお釈迦さまは、三通りの長者を教えられ、中でも幸せなのは心の長者であると説かれました。
すべての人が心の長者になることができ、これこそ、すべての人の生きる目的です。
この目的に向かって生きる人は、未来に向かって生きる人ですから、心も健康で明るくいられるのではないでしょうか。
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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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