「嫌な出来事をずっと引きずってしまう」後悔と反省の違いを知って幸せに向かいましょう

「過去の嫌な出来事をいつまでもグルグル悩んでしまう」

「あの時ああしていれば良かった。そうすれば、もっと幸せになっていた」

後悔をずっと引きずってしまう。

そんな時は【反省】するようにしましょう。

後悔と反省の違い

後悔と反省は、どちらも上手くいかなかったときに使われる言葉です。

似たような意味かと思いきや、向いている方向性が逆なんですね。

まず、辞書での意味を確認しましょう。

【後悔】・・・失敗した事や上手くいかなかった事について後から残念に思う

【反省】・・・自分のよくなかった点を認めて、改めようと考えること

では、向いている方向性はどうでしょうか。

【後悔】・・・過去に執着している

【反省】・・・未来を変えようとしている

変えられることに意識を向けよう

他人と過去は変えられないが自分と未来は変えられる」という言葉があります。

変えられないものに時間や気力を使っていても、嫌な気持ちがずーっと繰り返され、よけいに沈んでしまいます。

しかし、変えられるものに目を向けて、できることから少しずつ変えていけば、同じように失敗したり嫌な思いをすることはありません。

実は反省の大切さは2000年以上前から言われていることなのです。

仏教を説かれたブッダは、幸せになる善い行いとして【禅定(ぜんじょう)】を勧められています。

禅定とは、今日の言葉でいうと【反省】のことです。

自分に悪い結果が起きた時に、なぜそのような結果が起きたのか、自分の行いを振り返ることが大切と教えられます。

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九条えみ

チューリップ企画では、お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
心が穏やかになった人へ
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