意味が分からずにお経を読んでも、亡くなった夫の為になるの?

こうへい

こんにちは。こうへいです。

最近、親鸞聖人のアニメ映画の上映会の手伝いに行くことがありました。
掲示板や新聞広告を見られて、多くの方が参加されていました。
数名の参加者に、参加しようと思われた理由をお聞きすると、

主人を亡くしてから、お仏壇の世話をし、お経もあげていますが、お経の中身も仏教についても全く知らないままです。
本当にこれでいいのか、仏教とはどんなものなのか知りたいと思って来ました。

と言われる方がありました。

目次

  • 亡くなった夫を大切に思えばこその悩み
  • お経は生きている人のため
  • 亡くなった夫の最も望んでいることは?
  • まとめ

 

亡くなった夫を大切に思えばこその悩み

以前にも、似たような理由で上映会に参加するようになった方がいらっしゃいました。

転勤の多かった主人に付いて何度も引っ越しをしましたので、仏様のことは何も知りませんでした。
主人が亡くなったときは、とにかく近くのお寺さんに頼んで葬式をし、お仏壇を用意してもらいました。
それからは何も分からないまま、朝晩、お仏壇にご飯やお花をお供えし、お参りはしていました。
親鸞聖人のアニメ映画の広告を見たときに、主人がよくうちは親鸞聖人だぞと言っていたのを思い出しました。
ところが、その親鸞聖人について私はどんな方なのか全く知りませんでした。
これではいけないのではないかと思ってアニメを観にきたのです。

 

主人とはよく一緒に旅行に行っていました。主人はいつも私の荷物を持ってくれました。
「お前は俺がいないと心配だから」と何度も言っていました。
その主人が、入浴中に突然この世を去っていきました。
仏壇も新しくし、『正信偈』も読むようになりました。
読んでいるうちに、『正信偈』には何が書いてあるのだろうと思うようになりました。
意味が分からず読んでいても主人のためになるのだろうかとも思います。

亡くなられたご主人を大切に思っているからこそ、お仏壇を大切にされ、『正信偈』を拝読していらっしゃるのだと思います。
ところが、仏教についてはよく知らない、お経や『正信偈』に書かれていることの意味が全く分からない。
これで本当に主人のためになるのだろうか、知っていた方がよいのではという悩みも、ご主人のことを大切に思っていらっしゃるからこその疑問だと思います。

お経は生きている人のため

そんな人に対して「別に意味を知らなくてもいい」、「知る必要のないことだ」と言う人や「亡くなった人のためのものでお経には意味なんてないんでないか」と言う人さえあります。
本当にそうなのでしょうか。

お経はお釈迦さまのご説法をお弟子が書き残したものです。
お釈迦さまはどんな人に対してご説法をなさったのでしょうか。

当然、お釈迦さまは生きている人に対してご説法なさっています
お経の中には多くの人たちがお釈迦さまのご説法を聞きに来ている様子が書かれています。
お釈迦さまは生きている人が本当の幸福になる教えを説かれていかれました。
その教えが書かれているのが、お経なのです。

お経については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
亡くなった人にあげるのがお経?|葬式でお経が読まれる意味

亡くなった夫の最も望んでいることは?

では、どうすることが亡くなったご主人のためになるのでしょうか。
それは亡くなったご主人の最も喜ばれることをすることでしょう。

相手のためと言って、その人の喜ばないことをどれだけしても意味がありません。
相手のことを思うならば、その人の喜ぶことをすることが大切です。

亡くなられたご主人が奥様に望むことは何でしょうか。
自分を支えてくれ、楽しいときも苦しいときも共に過ごしてきた奥様に望むことは、幸せに生きてもらいたいということではないでしょうか。
ご主人のためと思われる気持ちと同様にご主人も奥様の幸せを願っていらっしゃるはずです。

お釈迦さまは、すべての人が本当の幸せになる教えを説き続けていかれました。
それが書き残されているのが仏教です。

亡くなった人が生きている私たちに何を望んでいるのでしょうか?
こちらの記事で詳しく紹介しています。
亡くなった人に私がしてあげられることはなにか

まとめ

ご主人を亡くされたことを縁として、仏教やお経に関心を持たれたこと、仏教を知るご縁に恵まれたことをご主人は喜んでいらっしゃると思います。

お仏壇にお参りする時に使われる線香には、どんな意味があるのでしょう。
実は私たちに向けた大切なメッセージがあります。詳しくはこちらの記事で。
線香を立てる意味とは?|線香に見る今限定の人生観

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こうへい

チューリップ企画で動画制作を担当しています。
大学生のときに同じことの繰り返しの毎日にどんな意味があるのかと悩みました。しかも友人に相談しても分かってくれる人がなかったことが大きな苦しみでした。
その時に読んだ仏典の言葉に励まされました。その後、講演会の運営の手伝いをする機会があり、さまざまな悩みを持って参加した多くの人たちの声を聞かせてもらいました。私も学びながら、皆さんの悩みに寄り添っていける情報を発信していけたらと思っています。
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