もう失敗はしない!同じ失敗を繰り返さない人の3つの特徴

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

大学を卒業し、今年社会人になった後輩が「仕事で同じ失敗を繰り返してしまう自分が嫌になります」と言っていました。
一度失敗をすると、もう二度と同じ失敗は繰り返すまいと思うのですが、気づけば今日も同じ失敗をしている。
誰しも一度は経験しているのではないでしょうか。

私自身も、月初めにやらなければいけない作業を毎月忘れるという同じ失敗を繰り返し、その度に頭を抱えています。
それだけなら自分が痛い目を見るだけですが、他の人を巻き込んでしまう同じ失敗を繰り返していては、多くの人に迷惑がかかります。

今回は、同じ失敗を繰り返さないために心がけるべきポイントについて考えてみたいと思います。

同じ失敗を繰り返すことの問題点

完璧な人などいませんので、誰にでも失敗はあります。
特に慣れない段階での作業となると、失敗しない方がまれかもしれません。
ですから、失敗をすること自体は、ある意味仕方がないこととも言えます。

しかし、失敗をすることは少なからず誰かに迷惑をかけることになります。
時間や資源をロスすることにもなるでしょう。
だからこそ、一度失敗をしたなら反省し、同じ失敗を次はやらないようにしようという気持ちが出てくるはずです。

それなのに、同じ失敗を繰り返すということは、全然反省ができていないことの表れでもあります。
自分自身にそんなつもりはなくても、周りの人は「この人は全く反省していないのだ」と見るのではないでしょうか。
「人に迷惑をかけても平気な人」だと思われたら、信頼を失っていくでしょう。

同じ失敗を繰り返すことは、周りの人からの印象を悪くする点からいっても問題なのです

同じ失敗を繰り返すのはなぜ?

では、なぜ同じ失敗を繰り返すのでしょうか。

「失敗は成功の母」とも言われるように、きちんと失敗に向き合うことができれば、より自分を向上させる糧にできます。
それは、失敗をした時に、同じ失敗を繰り返さないための対策を立てているからです。
きちんと失敗に向き合っている人は、決して同じ失敗は繰り返さないでしょう。

もし、同じ失敗を繰り返してしまうとしたら、失敗をそのままにして対策を立てていなかったか、対策を立てていても、効果がなかったということです。
失敗した原因を正しく見えていないから正しい対策も立てられず、同じ失敗を繰り返すのです

同じ失敗を繰り返さない人の3つの特徴

失敗をうまく利用して成長している人は、何が違うのでしょうか。
同じ失敗を繰り返さない人の特徴を見ていきたいと思います。

①失敗から目をそらさない

私たちには誰にでも、人から悪く見られたくない、立派だとほめられたいという名誉欲があります。
失敗をするということは、その名誉欲を大変傷つけることですから、失敗をしたときにはそれを隠そうとする心が動きます。
言い訳を考えたり、ごまかすことに頭を使ってしまうために、対策が立てられないのです。

一般的に、失敗をするのは嫌なことですから、目を背けたくなるのも当然です。
しかし、失敗にきちんと向き合わなければ、対策が立てられず、結局同じ失敗を繰り返してしまうことになるでしょう。
結果的に、より名誉欲を傷つけることになるのではないでしょうか。

同じ失敗を繰り返さない人は、失敗から目をそらさないからきちんと対策が立てられるのです

②申し訳ないという気持ちが強い

私たちは、大きな失敗をした時は反省し、同じことを繰り返さないようにしますが、小さな失敗にはその気持ちが薄れてしまう傾向にあります。
小さな失敗を軽く見てしまうのです。
だから、対策にもついつい手を抜いてしまい、同じ失敗を繰り返すことになります。

しかし、小さなことでも失敗は失敗です。
同じことを繰り返していれば、いずれ信用を失ってしまうでしょう。

同じ失敗を繰り返さない人は、どんな小さな失敗でも、「申し訳ない」という気持ちを強く持っています
そういう思いを強く持つからこそ、次は同じ失敗を絶対にしないように対策にも力が入るのです。

小さな失敗に対してどういう思いを持つかによって、行動は大きく変わります。
そして、それによって信頼されるかどうかが大きく分かれるのです。

③失敗の原因を正しく見ている

申し訳ないという思いが強いと、対策に力が入ります。
対策に力が入るということは、原因を正しく見極めようとするということです。

同じ失敗を繰り返さないためには、まず原因の究明が大事なのですが、ここを正しく見ることができていない人も多いのではないでしょうか。
なぜ自分は失敗してしまったのかをよく考える。
そうすることで、どうしたらよいかという対策も見えてきます。

原因を正しく見極められれば、効果的な対策が立てられるはずです
つまり、効果的な対策を立てられるということは、同じ失敗を繰り返さないということに繋がるのです。

まとめ

誰でも失敗したくないものですが、そういう思いが強いあまり、対策がきちんとできていない人も多いようです。

・失敗を冷静に受け止める
・小さなことにも問題意識を持つ
・失敗の原因を正しく見極める

この3つのことに心がければ、同じ失敗も減っていくのではないでしょうか。

また、失敗をした時には反省も必要ですが、こちらの記事では反省について詳しく書いています。

後悔と反省の違い|後悔を反省に活かすために必要な心がけとは?
自分の株を落とさないためにも、同じ失敗を繰り返さない人を目指したいと思います!

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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