テレワークやオンライン授業が増えた今こそ実践したい【誘惑に負けないコツ】


こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。

ある学生が「オンライン授業が続きモチベーションが低下してきました。家にはテレビもパソコンもスマホもあって誘惑に負けてしまいそうです」と言っていました。

社会人でもテレワークが増え、自制心を求められる機会が増えていると思います。

今回は、誘惑に負けないコツをご紹介します。

誰もが持っている怠け心

勉強・筋トレ・明るい挨拶、人への親切…など

続けたら良いと分かっていることでも三日坊主で続かない。

自分はなんて意志が弱いんだと落ち込んでしまうことがあります。

面倒くさがり屋の性格だから何をやっても続かないんだと思いますが、実はこの怠け心は誰しもが持っているものです。

仏教では、私たち人間は一人一人が108の煩悩を持っていると教えます。

煩悩とは私たちを煩わせ悩ませるものであり、煩悩のなかに「欲」があります。

代表的な欲は5つあり、食欲・財欲・色欲・名誉欲・睡眠欲に分けられます。

この中の睡眠欲とは、寝ておりたい・楽がしたい・面倒なことは避けたいという欲求です。

この睡眠欲を70億人いれば70億人がもっていますので、睡眠欲と上手に付き合う工夫が必要になってくるのですね。

環境が心を左右する

また、仏教では人間のことを「機(き)」と言います。

機械のように、外からの作用によってどうにでも心が動くので「機」と言われるのだそうです。

図書館やカフェで勉強すると勉強のモチベーションが上がり、テレビが付いた部屋で勉強すると気づけばテレビばかり観てしまうのも、外部からの作用によって心が変わったということですね。

睡眠欲で動いている自分だと客観視して、その上で環境を整える工夫をすることが建設的です。

環境の整え方

睡眠欲を刺激するものから離れる

環境を整える際は、睡眠欲を刺激するものを遠ざけ、それ以外できない環境を作るのが良いでしょう。

すでに実践されているものもあるかもしれませんが、具体例をあげてみます。

・家に帰って勉強できない→学校や会社に残るか、カフェなどで勉強する

・ついスマホを見てしまう→スマホを別の部屋に置くなど簡単に手が伸ばせないところに移動させる

・すぐにベッドで寝てしまう→ベッドのない部屋で作業する

ほかの欲を利用する

睡眠欲に打ち勝つには、ほかの欲を利用するという手があります。

欲の中の一つに「名誉欲」があります。

褒められたい・認められたい・悪く思われたくないという欲求です。

たとえば、ジムへ行ったり誰かと一緒に勉強したりするとモチベーションが上がるのは、「怠けていると思われたくない」「頑張っていると思われたい」という名誉欲が刺激されているからでしょう。

ほかにも、頑張ったご褒美にデザートを食べるなど、食欲を利用して頑張るという手もありますね。

コロナの影響で働き方生き方が大きく変わった現代において、睡眠欲と上手に付き合っていきたいものです。

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九条えみ

九条えみ

チューリップ企画では、『月刊なぜ生きる』お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
心が穏やかになった人へ
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