幸運不運を分けるちょっとした心がけ|運について考える

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心穏やかアドバイザーのヒロカズです。
成功する人は心がけが違うと感じることがあったので『ビジョナリー・カンパニー2・飛躍の法則』という本から今日は紹介します。

運が悪かったとは考えない

この本は偉大な企業へ飛躍する時に何が大事なのかについて、同じような企業との比較研究を通して書かれてあります。
偉大な企業には以下のようなリーダーがいると書かれてあることが強く心に残りました。

指導者は成功を収めたときは窓の外を見て、成功をもたらした要因を見つけ出す(具体的な人物や出来事が見つからない場合には、幸運をもちだす)。

結果が悪かったときは鏡を見て、自分に責任があると考える(運が悪かったからだとは考えない)。

比較対象企業の経営者はちょうど逆の思考様式をもっている。

結果が悪かった場合には窓の外を見て、だれかに、何かに責任を押しつけるが、成功を収めたときは鏡の前に立って、自分の功績だと胸をはる。

面白いのは、窓と鏡が客観的な現実を映してはいないことだ。

これは『窓と鏡』と名づけられた思考様式です。

偉大な企業のリーダーの思考様式だということでしたので、このような考え方で生きている人は少ないということでしょう。

企業の経営者だけではなく、職場のプロジェクトリーダー、町内会長、飲み会の幹事など人を取りまとめる立場にある人には皆、大事な心がけになってくるのではないでしょうか?

感謝の心が出てくるのは

人間、口を開けば自慢話か他人の悪口だと言われますが。。。
『窓と鏡』の思考様式とは正反対ですね。

『成功を収めた時は窓の外を見て結果が悪かった時は鏡を見る』この心がけ一つで輝く存在になっていくのでしょう。

自分が一番苦労していると、各自思っている。

他人の良いところばかりが、目につき腹が立つ。

ホントは、一番のんびりしているのが私。

みんなは、ギリギリ一杯努力しているのだ。

これが事実と思えないから、”おかげさまで”
と感謝できず、”ありがとう”の言葉が出ない。

(『光に向かって』123のこころのタネ)

幸運不運を分けるのは

幸運不運を分けるのは幸運の時は幸運をもたらした要因を見つけ出し、不運だった時は自分に責任があると考えて原因を改善していく。

これでこれから幸運がやってくるか不運になるかが分かれるのでしょう。
幸運不運を分けるのはちょっとした心がけからなのです。

蒔けば生え 蒔かねば生えぬ 良し悪しの 人は知らねど 種は正直

もっと知りたい人はこちら「果報は寝て待て」でいいの?|幸せになるために身につけたい思考法

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ヒロ☆カズ

チューリップ企画のヒロ☆カズです。 31歳で肝臓の病気にかかり、2度の入院を経験しました。朝起きて仕事に行く。休日は友人と出かけるという当たり前の日常を失い、初めて、朝起きて仕事に行けることが当たり前でないことに気が付きました。 当たり前の1日がかけがえのない1日であることに気づけば、悩みが感謝の心へ変わるのかもしれません。闘病中に読んだ本や勇気をもらったさまざまな言葉からヒントを紹介したいと思います。
心が穏やかになった人へ
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