言うだけで終わっていませんか?やりたいことを実行するための3つのステップ


いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

最近、週に1度知人が開催しているオンライン朝活に参加しています。
その週の自分の目標を参加者と共有し、次の週にできたかどうかを報告しあう会です。

私はやりたいという思いがありつつ言うだけで終わることも多いので、こういう機会は大変ありがたいです。
しかし、こうして共有していてもなお、実行できないことがあります。

今回は、やりたいことが実行できないのはなぜなのか、考えてみたいと思います。

やりたいことはたくさん出てくる

私たちの日常で、やりたいことは毎日のように出てきます。
それは、私たちがさまざまな情報に触れているからです。

友達が資格試験に頑張っているから自分も挑戦してみたい。
テレビで美味しいと言ってたあの店に行ってみたい。
SNSで話題の筋トレにチャレンジしてみようかな。

仏教では、人間の心を「機」と言われます。
心というものは、機械のように外からの働きかけでどのようにでも動くからだそうです。

情報に触れれば心は動き、また別の情報が入れば、別の方向に動く。
コロコロと変わり続けるのが心なのです。

ですから、やりたいことはたくさん出てきても、新しいものに触れるたびアップデートされていくのでしょう。

人間の根底にあるもの

では、やりたいという気持ちが続いているものならば実行できるのでしょうか。
私には、何年も前からやりたいと言っていながら実行できていないことの数々が思い起こされます。

仏教では人間を「煩悩具足」だと教えられています
「煩悩でできているのが人間である」ということです。

煩悩は108つありますが、中でも代表的なのは欲の心でしょう。
その欲の中には、怠けたい、楽がしたいという睡眠欲があります。

人間の心にはそもそも、「面倒なことはしたくない」という心が横たわっているのです。

やりたいことを実行するためのステップ

では、やりたいことを実行するためにはどうしたらよいでしょうか。
3つのステップで考えていきたいと思います。

➀やりたいことを整理する

やりたいと口では言いながら実行できないのは、実行しようという気持ちがないからでしょう。
もし実行したい、実現したいと本当に思うのならば、口だけではなく動き出すはずです。
もしくは、やりたいという思いはあっても、面倒だという睡眠欲の方が大きいのです。

口で言うことや体で行動することは心が元になっています。
その心で実行したいという気持ちを起こさなかったら、そもそも口も体も動きません。

まずは、自分がやりたいと思っていることを本当にやりたいのか、必要なことなのか考えてみましょう。
自分が本当に必要なことだと思うのであれば、次のステップに進めばいいのです。

➁具体的なプランを立てる

やりたいと思っても実行できないのは、「いつかやろう」と思っているからではないでしょうか。
具体的なプランができていないから、重い腰が上げられず、実行できないのです。

あのお店に行きたいと思うのであれば、「〇日に行こう」と日を決めてしまう。
飲み会を開きたいと考えるのなら、思い立った時に友達に持ちかけて話し合いの場を作る。
部屋の掃除をしたいのならば、具体的にどこをいつ掃除するのか計画を立てる。

そういった具体的なことが見えていれば、イメージもわき、実行しやすくなると思います。

③実行のハードルを低くする

私は冒頭の朝活の際、「運動不足なので腹筋を毎日20回やります」と宣言したことがあります。
しかし、3日も続きませんでした。
やらなければいけないとはわかっていても、どうしても体が動かなかったのです。

ところが、簡単な方法を教えてもらったところ、そちらは今も続いています。
習慣化しているならばともかく、それまで腹筋をしてこなかった私には目標設定のハードルが高かったということでしょう。

そもそもが睡眠欲いっぱいの私ですから、なるべく続けやすいようにハードルは低い方がいいです。
まずは実現可能な範囲の目標設定をすることが、実行のカギになると思います。

まとめ

私たちには日々やりたいことがたくさん出てきますが、なかなか実行できていないことが多いかもしれません。
それは、私たちに睡眠欲があるからです。

実行するために、次の3つのステップを心掛けてみましょう。
➀やりたいことを整理する
➁具体的なプランを立てる
③実行のハードルを低くする

まずは実行できるように、自分の心とうまく付き合っていきたいですね。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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