「なんであの人だけ?」扱いが違うことにモヤモヤ…|不公平を感じたときの3つの考え方


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

子どもの頃のことです。
誕生日でも何でもない時に、弟が最新のゲーム機を買ってもらっているのを目にしました。
私はもらってないのに何で弟だけ、と強く不公平を感じたことを覚えています。

親に訴えたところ、そのあとで私も買ってもらえたので不満は解消しましたが、不公平だと感じることは他にもたくさんありました。
兄弟の間だけでなく、日常生活の中でもよくあることかもしれません。

今回は、不公平だと感じたときにどう見るかについて考えてみたいと思います。

不公平に感じるのはどんなとき?

不公平だ、と感じるのは、たいてい自分の扱いが相手よりも下だった場合です。
冒頭の話で考えると、自分がもしもゲーム機を買ってもらった立場であれば不公平だとは言わなかったに違いありません。

不公平を理由にするならば、弟がゲーム機を買ってもらえなかったときにも不満に思うはずです。
お互いが同じようにゲーム機を買ってもらって初めて公平になるからです。

しかし、そうならないのは、結局不公平が不満なわけではないということでしょう。
根底にあるのは、自分よりも他の人が優遇されるのが嫌だ、という心ではないでしょうか。

他人の幸せに敏感な私たち

仏教では、私たちには愚痴という心があると教えられています。
ねたみやそねみの心のことで、「勝るをねたむ」と言われるように、他人の幸せが面白くない心です。

ですから他人が幸せそうな様子を見ると、「何であの人だけ」と不満に思います。
それが「不公平」という言葉になって表れているのです。

仏教では、「因果応報」と説かれています。
原因に応じた結果がその人に返ってくるということですから、自分と相手が受ける結果に違いがあってもなんらおかしくありません。
しかし、なかなかそうは思えないのです。

不公平だと感じたときの考え方

上記のことを踏まえて、不公平だと感じたとき、どのようにその結果を見ればよいでしょうか。
ここでは3つの考え方を紹介したいと思います。

➀その人自身の努力の結果

原因に応じた結果が返ってくるのですから、幸せな結果に恵まれたらそれはその人自身の種まきの結果ということです。
結果だけ見ればどうしても不公平に感じてしまいます。
ですが、行いが違うのですから、結果に差があるのは本来当然のことなのです。

弟がゲーム機を買ってもらえたのも、今思えば何か頑張ったご褒美だったのでしょう。
そう思えば、不満ではなく自分も買ってもらえるように頑張ろうと努力するのではないでしょうか。

結果だけではなく、その原因にも思いを巡らせてみると納得できるかもしれません。

➁人にはそれぞれ事情がある

体育でマラソンの授業があると、いつも見学で走らない人がいる。
そんな時、マラソンはきついですから、休んでいる人に対してずるいという感情が出てきたりします。

辛いマラソンはしたくないから休んでいる、ということだったら確かに不満に思うかもしれません。
しかし、実際にはサボっているわけではないでしょう。
多くの場合、体調の都合で走れないという事情があったりします。

会社を休みがちであったり、遅刻が多いのに注意されないという結果だけ見れば不公平です。
しかしその背景には、病気や家族の介護といった事情が隠れているかもしれません。

③扱いは十人十色が当たり前

平等であることが大事なのはその通りです。
しかし、何でもかんでも平等にすればいいというわけでもありません。

小さな木と大きな木があったとして、平等に同じ量の水を与えたらどうなるでしょうか。
小さな木に合わせれば、大きな木には量が足りませんから枯れてしまいます。
かといって、大きな木に合わせれば、小さな木には量が多すぎて腐ってしまうでしょう。
小さな木と大きな木、それぞれに適した量があるのです。

同じように、人にはそれぞれに適した扱いがあります。
年齢、性別、能力や体力、感じ方など十人十色です。
褒めて伸びる人もいれば、叱られて成長する人もいるでしょう。

そう考えれば、扱いが違うのは当たり前で、必ずしも不公平とはならないことがわかります。

まとめ

私たちには、他人の幸福を受け入れられない愚痴という心があります。
そのため、自分よりもいい扱いを受けている人を見ると不公平だと不満に感じるのです。

不公平だと不満に感じたときには以下のように考えるとモヤモヤが解消するかもしれません。
・その人自身の努力の結果
・人にはそれぞれ事情がある
・扱いは十人十色が当たり前

お互いに意識していい関係を築いていきたいですね。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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