チームワークは最初からあるものではない|お互いが協力するために大切な3つの努力


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

生きていると、いろいろな場面で人と協力しなければなりません。
職場であったり、スポーツであったり、家庭、学校、趣味の集まりなど、さまざまでしょう。

所属している人が全員気の合う人であればいいのですが、現実はそうもいきません。
意見が衝突して関係がギスギスしてしまった、なんてこともあるのではないでしょうか。

今回は、チームワークを築くときに何が大切かを考えてみたいと思います。

仲がいいからチームワークがある?

「チームワークがある」と聞くと、仲がいい人が集まっているからだろうと考えます。
気の合う人同士であれば、衝突も少ないからです。

しかし、気の合う人だけが集まっているチームというのは稀でしょう。
また、たとえ気が合っていても、それだけでチームワークが成り立つわけではないようです。

生まれ育った環境も経験も違いますから、考え方、物事の感じ方は一人一人違います。
そんな人が集まれば、意見が合わないのは当たり前ではないでしょうか。

ですから、チームワークというのは最初からあるものではなく、お互いの努力で成り立つものと言えそうです。

チームワークを築くために必要な努力

では、チームワークを築くためにはどのようなことに心掛ければよいのでしょうか。
ここでは3点紹介したいと思います。

➀目的を常に確認する

どんな集まりにも、何かしらの目的があります。
スポーツチームであれば、大会でいい成績を残すことでしょう。
会社であれば、一人でも多くの人に自社の商品を届けたり、利益を追求することです。

そういった目的が同じだからこそ、チームが成り立っていると言えます。
逆に言えば、目的がブレるとチームはとたんにバラバラになってしまうのです。

ですから、自分たちが今どこに向かっているのか、何を達成したいのかを常にみんなで確認することが大事でしょう。

➁違いを受け入れる

先ほども書いた通り、私たちは生まれ育った環境も経験も違いますから、みんな考え方が異なります。
そうなると、一つの物事に対して意見が対立するのはよくあることです。
自分ではAの方法が間違いなく良いと思っても、Bを支持する人だって当然あるでしょう。

その時に、どちらかが意見を押し通そうとすれば衝突は免れませんし、必ず一方に不満が残ります。
どんどんチーム内がギスギスしていくかもしれません。

意見が対立するのは当然のこと。
まずは、お互いの考え方の違いを受け入れ、意見を聞き合うことが重要ではないでしょうか。
きちんと話をすれば、分かり合えることもあるはずです。

③自分の役割を全うする

チームの中にはそれぞれ役割があります。
分かりやすいのはスポーツですが、団体競技では得点を決める人、得点を奪われないように守る人などさまざまです。

もしも、目立ちたいから得点を決めるポジションがいいとみんなが言い出したらどうでしょうか。
試合は決して成立しないでしょう。

誰にでも得意分野、不得意分野があります。
一人ひとりが自分の役割を自覚し、できることを忠実に行えば、チームは最大限の力を発揮できるはずです。
チームが回っていくためには、どの役割も同じように大切なのです。

まとめ

チームワークは単に仲がいい人が集まっているから築ける、というわけではありません。
仲がよくても衝突することはありますし、気が合わなくてもうまくやっているチームもあります。
チームワークを築くのに大切なのはお互いの努力なのです。

チームで動くときには、ぜひ次の3つのことを心掛けていただければと思います。
➀目的を常に確認する
➁違いを受け入れる
③自分の役割を全うする

お互いを尊重しあって、一緒に目的に向かって進みたいですね。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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