失敗して落ちこんだとき、どう切り替える?|立ち直るための考え方3選

いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

失敗して誰かに迷惑をかけてしまったとき、誰でも落ち込むことがあると思います。
切り替えが早い人もいますが、しばらく落ち込んでしまうという人も多いのではないでしょうか。

今回は、失敗した時の立ち直り方について考えてみたいと思います。

成功者は失敗を糧にしている

「失敗は成功の母」と言われます。
この言葉どおり、失敗から学ぶことはたくさんあるでしょう。

実際、成功したといわれる偉人たちの多くが失敗について触れています。

「一度も失敗をしたことがない人は、何も新しいことに挑戦したことがない人である」
(アルバート・アインシュタイン)

「成功することを学ぶには、まず失敗することを学ばねばならない。」
(マイケル・ジョーダン)

「成功を祝うのはいいが、もっと重要なのは失敗から学ぶことだ。」
(ビル・ゲイツ)

失敗を恐れず、何事にも挑戦したからこそ偉業を成し遂げたことがわかります。

失敗を恐れる理由

そういう話はよく聞きますし、失敗が必ずしも悪いことではないと知っているはずなのに、なぜ私たちは失敗を恐れるのでしょうか?
それはおそらく、失敗によって恥をかくからではないかと思います。

仏教で説かれている煩悩の一つに欲があります。
その欲の中でも代表的なものの一つが名誉欲です。

人間には誰しも名誉欲があります。
これは、他人からよく思われたい、恥をかきたくないという心です。
名誉欲があるからこそ、人から笑われたりバカにされるのは耐えられません。

失敗をすることによって恥をかきたくないという思いから、失敗をしたくないと思うのでしょう。

失敗から立ち直るための考え方3選

では、そんな私たちが失敗してしまったときにはどのように立ち直ればよいのでしょうか。
ここでは3つの考え方を紹介したいと思います。

➀自分が思っているほど他人は気にしていない

上記のように、私たちには恥をかきたくないという心があります。
ですから、失敗すれば「ダメな奴だと思われたんじゃないだろうか」「陰で笑われてるんじゃないだろうか」と落ち込んでしまいます。

では、他の人が失敗したときに自分自身はそのように思うでしょうか。
失敗したことに対するフォローやカバーは大変だなと思うかもしれませんが、その人を笑ったりすることはないように思います。

自分が思っているほど他人は私のことなど気にしていないのです。
たいていみんな自分のことで精一杯ですから、恥をかいたとくよくよする必要はないでしょう。

➁本当の失敗は起き上がらないこと

このような名言があります。

「失敗とは転ぶことではなく
そのまま起き上がらない事なのです」
(メアリー・ビックフォード)

失敗の原因を考えて対策できる人は、どんどん向上していきます。
失敗したことに落ち込み、失敗したことを見ないようにしていたら、また同じことを繰り返すでしょう。

「山より大きなイノシシはいない」と言われます。
どんなに大きく思えることでも、この世のことはたいてい取り返しがつくのです。

失敗した時は落ち込むよりも、すぐに改善点を探して動いた方がよいでしょう。

③人生は思ったよりも短い

人生は有限です。
しかも、自分が思っているよりもずっと速いスピードで時間が流れていきます。
けれど、私たちは心のどこかで時間が無限にあるように思ってはいないでしょうか。

お釈迦さまは人生とは一息一息の間におさまっているのだと言われています。
80年や100年の人生と聞けば長いように思うけれども、過ぎてみればあっという間と聞きます。

くよくよして過ごす一時間と心を切り替えて動き始める一時間。
同じ一時間でも、内容は全く違います。

できるならば、限られた時間を落ち込んで過ごすのではなく、より自分を向上させることに使っていきたいものです。

まとめ

私たちには恥をかきたくないという名誉欲があり、そのために失敗を恐れています。
だからこそ、失敗すると「笑われたんじゃないだろうか」と気にして落ち込むのです。

そんな時は、次のことを意識してみるといいのではないでしょうか。
・自分が思っているほど他人は気にしていない
・本当の失敗は起き上がらないこと
・人生は思ったよりも短い

失敗に負けず、上手く気持ちを切り替えていきたいですね。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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