異なる立場で折り合いをつけるには?理解しようとする心が大事


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

先日ある番組で医師が手術をしている様子が流れていました。
その際、モザイクがなく、視聴者から「モザイクをかけてほしかった」などの意見が寄せられたそうです。

番組側はツイッターで以下のように説明していました。

「かつて手術シーンにモザイクを施したところ、取材先の医師から『私の仕事を冒涜してほしくない』と。
外科医にとっての最前線、以来私たちは、その仕事をリスペクトする思いで、原則モザイク無しとしています」

この意図を知って、多くの人から反響があったようですが、一方でやはり納得できない人もいるようでした。
両方の言い分がわかるからこそ、どのようにすべきなのか悩むところですね。

今回は折り合いのつけ方について考えてみたいと思います。

立場が異なると見方も異なる

私たちは自分の価値観をとおして物事を判断しています。
しかし、その価値観というのは十人十色で、完全に同じというものは一つとしてありません。
ですから、前回は同じ立場で意見が一緒だったけれど、今回は対立した、ということも当然あるでしょう。

立場というのはその人によって違います。
親の立場、子の立場、夫の立場、妻の立場、上司の立場、部下の立場、その時々によっても変わるはずです。
それぞれが自分の立場から物を見ているので、いまいちかみ合わないことが多いのです。

相手に対して「なんでわからないの?」とイライラしている人も多くありますが、相手も同じように思っているに違いありません。

すべての人を納得させることはできない

お釈迦さまは、次のように言われています。

「過去にも今にも未来にも、皆にて褒める人もなく、皆にて謗る人もなし」
(法句経)

すべての人から褒められる人も、すべての人から嫌われる人もいないということです。
多くの人から尊敬されるお釈迦さまでも、当時のインドでは人民の3分の1が反抗し、3分の1はお釈迦さまの名前さえ知らなかったと言われています。

それは、意見についても同じことでしょう。
今回のことで言えば、番組側の意図を汲んで支持した人が多くいました。
しかし、すべての人が納得したわけではありません。

頑として、「苦手なものは苦手。流さないでほしい」と思う人もいますから、すべての人に納得してもらうのは難しいのです。

理解しようとする努力が大事

事情があるのだからわかってほしいと思うのは当然のことです。
ただ、やはり相手にも相手の事情があって、簡単に受け入れられない時もあるもの。
お互いが心から納得できる解決策というのは、なかなかないのかもしれません。

それなのに、自分の意見を押し通そうとすると、人間関係が壊れてしまいます。
意見がぶつかった時は、何とか折り合いをつける必要があるのです。

その際に大事なのは、相手と自分は立場が違うと受け止めること。
そして、相手の意見を理解しようと努力することです。

冒頭の番組のことで言えば、「映像が流れる前に『手術シーンが流れます』というテロップを入れればよかったのではないか」という意見もあがっていました。
相手の意見も受け止めて妥協点を考えてみると、折り合いをつけられるようになるのではないでしょうか。

まとめ

私たちは一人ひとり異なる立場に立っています。
そうすると、物事の見方は一人ひとり違いますし、意見がぶつかることもあるでしょう。

相手にわかってほしいと思うのは当然のことですが、立場が異なる以上、理解しあえないことがあるのもまた事実。
どんな理由があっても、すべての人から理解を得るのは難しいのです。

そんな時は、まず自分と相手の立場の違いを理解すること。
そして、相手の意見を理解しようとすることが大事でしょう。

お互いの違いを尊重して、気持ちよく過ごしたいですね。

The following two tabs change content below.
わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
心が穏やかになった人へ

おすすめの記事