やりたいことがわからない時こそチャンス!人生における優先順位とは


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

知人が「自分がやりたいことがわからない」と言っていました。
現代はどんなことにもチャレンジしやすい世の中になったと言えるかもしれません。

しかし、それらは本当に自分のやりたいことだろうか、と思うのもまた事実です。
何もないのはあまりに寂しい。
かといって、手あたり次第にやっていくのも何か違う気がする。

今回は「自分のやりたいこととは何か」について考えてみたいと思います。

よく考えるとわからない「やりたいこと」

生きているうちにやりたいと思うことはいろいろ出てきます。

一生に一度は高級料理を思う存分食べてみたい。
バンジージャンプに挑戦したい。
世界一周をしてみたい。

そういった大きなこともありますが、日々の中で出てくる「やりたいこと」もあるでしょう。
英会話を習うとか、資格試験に挑戦するとか、新しくできたお店に行くとか。
これらは比較的実現しやすいかもしれません。

ところが、じゃあ本当にやりたいことなのかと聞かれると、考え込んでしまう自分もいます。
中には、よく考えると別にそこまでやりたいことじゃないな、と思ってやめてしまったこともあるのではないでしょうか。

やりたいことは環境に左右される

「やりたいこと」というのは、夢とも言い換えられます。
夢というのは、その時その時で変わっていくことが多いのではないでしょうか。
私自身、思い描いていた将来の夢は何度か変わりました。

毎年発表されている子どもたちの「なりたい職業ランキング」というものがあります。
スポーツ選手などは昔から人気ですが、時代によってランクインする職業は変わっています。
近年ではYouTuberがランクインしていたことも話題になっていましたね。
医療ドラマが話題になれば医師、ノーベル賞が話題になれば研究者など、その時々の価値観を反映しているようです。

仏教では、私たちの心を「機」と言われます。
それは心が、機械のように外からの作用によってどうにでも動き出すからです。

ですから、私たちがやりたいと思うことは、周りの環境に左右されている面もあるのでしょう。
これだけ情報があふれている世の中では、やりたいことがわからなくなるのも無理のないことかもしれません。

「手あたり次第」は危険

やりたいことがわからないなら、とりあえず思いついたことをやる。
それも一つの方法かもしれません。

もしも時間が無限に使えるならばいいのでしょうが、残念なことに私たちに与えられた時間は有限です。
しかも、自分にあとどれだけの時間が残されているかは誰にもわからないのです。

お釈迦さまは、私たちの命の時間について次のようなたとえで教えられています。

「例えばここに、弓の名人が四人いるとする。
そのうちの一人は東に、一人は南、一人は西へ、そしてもう一人は北を向き、それぞれの方向の彼方に的を定め、心を合わせて一度に矢を放つ。
名人の放つ矢は目にも留まらぬ速さで飛ぶ。
そこに足の速い男がいて、サッと走りだしたと見る間に、四人の弓師が放った矢を引っ捕らえてしまったとしよう。
どうだ。この男の足は速いだろう?」

「それは速いです。とても速いです」

興奮ぎみに弟子は言った。やや間を置いて、お釈迦様は仰せられた。

それよりも、もっと速いのが人間の命なのだ。命は実に足が速い
(「1から分かる親鸞聖人と浄土真宗」より)

あっという間に過ぎていくのが人生の時間ですから、思いついたことを手あたり次第にやる時間はないということなのでしょう。

人生を考えるチャンス

やりたいことは環境に左右されますから、ある意味では無限に出てくるかもしれません。
しかし、私たちの人生には限りがあるので、優先順位をつけなければならないでしょう。

あっという間に過ぎていく有限の人生の中で、何をやるべきなのか。
これはなかなかに難しい問題です。
だからこそ、本当にやりたいこと、やるべきことを考えるというのは、人生を考えることにもつながります。

その「人生において一番大事なことは何か」を教えられているのが仏教です。
ぜひ続けて学んでいただきたいと思います。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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