「コロナ禍で先行きが不安」コロナを機に人生を見つめたい方へ


お読みいただきありがとうございます。こころ寄り添う研究家の九条えみです。

コロナ第三波と言われていますが、皆さま心身ともにくれぐれもご自愛ください。

今回は少し重たい話題になるかもしれませんが、コロナで浮き彫りになった人生の実態を掘り下げてみたいと思います。

昨年は2020年の東京オリンピックに向けて、日本全体が活気づいた雰囲気でしたが、今年は打って変わって不安や心配の声を耳にする機会が多くなりました。

コロナで解雇されて色々と落ち込んでいます。(60歳・男性)

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今本当に苦しくて、自殺したいという気持ちになる毎日です。コロナ禍で、仕事も無くなり、年金だけだと生活できなくて、本当にどうしようかという日々です。私には家族もいません。(70歳・女性)

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今までがむしゃらにやってきました。このコロナ禍で先が見えず、不安の中で、一体、何のために生きているのだろうと思います。(56歳・男性)

コロナで改めて浮き彫りになったことは「生きることは大変だ」ということでしょう。

生きていくには、なんといっても衣食住の確保が第一です。

食べるために働き、家賃・ローンの支払いのために働きます。

年金だけでは生活できないので、70歳を超えても働き続けるという人は少なくないようです。

生きることの苦しみについて、1万年堂出版発行の『なぜ生きる2』にこう書かれています。

人間の生き様は、水に浮かぶ丸太に縋(すが)りついているようなもの。すがりついて、やれやれと思うのは一時で、丸太はやがてクルリと回って塩水飲まされる。

しがみついた喜びは刹那的で、大学合格の夢心地が一週間と続かないように、すぐに色あせる。

非情な事案が、色や形を変えて現れ、絶えず悩ませる。試験の失敗に落ち込む学生、ローンの返済に責められる人、家族の看護に心痛める人、夫婦の亀裂に悩む人、倒産で自殺に追い込まれるなど、愁嘆の声で満ちている。

先が見えない、だが先はある。これからどうなるか、見えないゆえに不安は募る。

ゆとりのない家計。忙しすぎても大変。仕事が無くても困る。

その間も昼夜を分かたず悩ますのは、多様な人間関係だ。好かれたい、仲良くするには、家族関係に気を遣い、職場の上司やスタッフにも気に入られるよう、心休まることがない。

(『なぜ生きる2』より)

仏教を説いたブッダは、人生の苦しみを「四苦八苦」で表し、その一番目に挙げられるのが「生きることの苦しみ(生苦)」です。

2500年前のインドから、現代の日本まで、時代・国を問わず生きることは大変なのですね…。

そんな苦しい人生を、私たちはなぜ生きなければならないのでしょうか。

自殺はいけないと、なぜ言われるのでしょうか。

そのことについては、こちらのブログで紹介していますので、ごらんください。

↓↓↓

親友が「死にたい」と言ってきたら、自信を持って自殺を止められますか

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九条えみ

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チューリップ企画では、お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
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