人生を「なんとなく」で生きてしまうのはなぜ?目的を持つと人生は変わる


いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

友人が「自分はなんとなくで人生を生きてる気がする」と言っていました。
このままではいけないと思うけれど、何をすればいいかわからないそうです。

私自身、進路を「なんとなく」で決めてきた一人でした。
高校も明確な意思があって決めたわけではなく、母が通っていたところと同じでいいか、という理由でした。
大学も、とりあえず一人暮らしができて、希望の学部があるところならどこでもよかったのです。

周りや状況に流され、明確な意思を持たずに生きている人は意外と多いかもしれません。
今回は、なぜなんとなくで生きてしまうのか、考えてみたいと思います。

なんとなくで生きるのは目的がないから

私はなぜ、なんとなくで進路を決めていたのだろうと考えてみました。
思えば、当時は「こうなりたい」という明確なものがなかったように思います。

なりたい職業などはあったのですが、本当にやりたいのかと聞かれるとはっきり答えられません。
誰かから反対されていたらやりたいこともあっさり変えていたのではないかと思います。
自分が進むべき先、人生の指針がハッキリしていないので、生き方もどこかフワフワしていました。

ですから、進路について2人の人から正反対のことを言われ、悩むといったこともしばしばあったのです。
もしも当時、自分の中に明確な目的があれば、誰から何を言われても迷うことはなかったかもしれません。

目的がある人とない人の違い

目的があるのとないのとでは、具体的にどう変わるでしょうか。
例えば、部活で考えてみたいと思います。

自分が運動部に入っていたとして、大会で優勝するという目的を持っていたらどうでしょうか。
当然普段の練習にも熱が入りますし、力を入れている分だけ試合に勝ったときの喜びはひとしおでしょう。

一方、本当は何もやりたくないけれど、何か部活に入らなければいけないからという理由で入った場合はどうでしょうか。
もちろん、日ごろの練習には力が入りません。
早く練習が終わってくれないかなと思いながら取り組むでしょう。
そうすると、試合に勝てることがあったとしてもそこまで喜べないのではないでしょうか。

目的を明確に持っている人と、持っていない人とでは、時間の過ごし方が全く変わってくるのです。

目的を知ると迷いがなくなる

目的地が決まっていない間は、「本当にこの道でいいのだろうか」と迷いが生じます。
そのうち心がぐらぐらしだして、「やっぱりこっちのほうがいいかも」と方向転換したりします。
人生とはその繰り返しなのかもしれません。

しかし、人生で何をすべきかがハッキリしていれば、迷うことはありません。
目的地が定まっていますから、途中で方向を変える必要もありません。
あとはどのようにそこへ向かうかという手段を考えればよいのです。

自分がすべてなんとなくで決めていたことが、目的を持つことで大きく変わります。
自信をもって選択し、日々のことにも明るく取り組めるようになるはずです。

ぜひ、人生の目的とは何かを知っていただきたいと思います。

まとめ

なんとなくで人生を生きているな、と思うことは誰にでもあるのではないでしょうか。
人生がどこかぼんやりしてしまうのは、目的がはっきりしていないからでしょう。

目的がハッキリすれば、時間の過ごし方が変わります。
また、生き方に迷いがなくなります。

人生の目的は何か、について教えられたのが仏教ですので、ぜひ学んでみていただきたいと思います。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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