ささいなことでいきなりキレる人がいたら、もしかして○○かも

こうへい

こんにちは。こころの悩みサポーターのこうへいです。

ある友人と話をしていると、「職場の同僚に冗談のつもりで言葉をかけたらいきなり腹を立ててきた。普段は温厚な人なのに、どうしてしまったのだろうかと思った」という話がありました。

普段は温厚な人がささいなことでいきなりキレる(腹を立てる)と驚きます。
そして「こんな短気な人だったかな」「どうかしたのだろうか」と思います。

そこで今回は、この人はどうしてこんなささいなことでいきなりキレるのだろうかと思ったときに、考えてもらいたいことをまとめてみました。

目次

  • ①それは本当にささいなことですか?
  • ②それは本当にいきなりですか?
  • ③疲れているか何か悩みを抱えているかも
  • まとめ

①それは本当にささいなことですか?

自分にとっては、なぜこんなささいなことでと思うことであっても、腹を立てた本人にとってはささいなことではない、ということがよくあります。

価値観は一人一人違いますから、自分にとってはささいなつまらないことと思っても、別の人にとっては重要なことがあります。

テレビを見ていると、昭和20年代の定期券(もちろん期限切れ)が1万円、同時期の2円はがき(使用済)が1万8千円の値がついていました。
そんな使えない物に1万円や2万円を使うなんて勿体ないと思う人もあれば、1万円の価値があると思う人もあるということです。

特に言葉というのは恐ろしく、同じ人に同じ言葉を言ったとしても、誰が言ったかによって変わります。
「お前には言われたくない」と思った経験のある人も少なくないと思います。

本当は相手がキレる前に慎重な会話や接し方によって、どんな言動が相手に腹を立てさせることになるのかを知ることが大切です。
しかし相手がキレてしまったならば、自分にとってはささいなことに感じるけれど、この人にとっては腹が立つほど大切なことなのかもしれないと反省し、今後は気を付けていくことが重要です。

②それは本当にいきなりですか?

職場の同僚や家族のように長い時間を一緒に過ごす相手の場合はいきなりキレたように見えても、実は長い間我慢していたのが爆発したということが多いようです。
特に温厚な人だと言われている人ほどいきなりキレて、周りの人を驚かせることがあります。

私は温厚な人は、腹の立たない人だと思っていました。
しかし本当は、腹を立てないようにしている人か腹が立っているのを表面に表さない人が温厚な人と言われる人なのです。

腹立つ心を仏教では、瞋恚(しんい)と言われ、私を苦しませ悩ませる心(仏教で煩悩と言われます)の1つにあげられます。
煩悩はすべての人に108あると教えられ、108よりも多い人もいなければ少ない人もありません。
誰もが持っている心が腹立つ心、瞋恚(しんい)なのです。

温厚な人というのは、腹が立ってもその腹立ちを抑えて、表面に出さないように努めている人と言えます。
その努力や忍耐の限界を超えた結果がキレるという行動になったわけです。

いきなりキレる人がいたら、今まで我慢してもらっていたのかと反省し、その人の怒りの元が少なくなるようにすることが重要なことです。

あまりに忍耐し過ぎると病気になってしまうこともあります。
そうなる前に、その人が限界まで耐えているということが明らかになったというのはいいことだとも考えられます。

③疲れているか何か悩みを抱えているのかも

普段はささいなことだと思えることでも、疲れていたり悩みを抱えているときには、怒りの心が抑えられなくなるものです。

私も自分が頭痛で寝込んでいたとき、隣の部屋でテレビを見て笑っている人に腹が立った経験があります。
テレビを見て笑っていることは悪いことではないかもしれませんが、自分が苦しいとなぜか無性に腹が立つものです。

すぐにキレる人は不安症が原因の可能性があるとも言われます。
大きな不安を抱えている人は、その不安感から自分を守るために他人に対してキレるという行動をとるということです。

「この人がこんなことでキレるなんて」と思うことがあったら、その人は何か不安や悩みを抱えているかもしれません。
力になってあげる良い縁にできるかもしれません。

新型うつなどの病気によってもキレやすくなると言われます。
新型うつについては、以前の記事で紹介していますので、関心のある方はこちらもご覧ください。
職場のわがままな人はもしかして“新型うつ”かも|まずは分かってあげよう

まとめ

家族や友人、同僚がささいなことでいきなりキレたときの考え方をまとめてみました。

当たり前のことばかりだったかもしれません。
しかし、「何でこんなことで」と腹を立てて大ゲンカになっても困りますし、「恐ろしい人だな。この人には近づかないようにしよう」と腫れ物に触るようになってしまうのは残念なことです。
反省と向上のきっかけとできれば、お互いに意味のあるものになるはずです。

今回は温厚な人がいきなり腹を立てた時の考え方を中心に書きました。
元々怒りっぽい人には、どう接したらよいのでしょうか。
こちらの記事をご覧ください。
怒りっぽい人への接し方は自分の心から学ぼう|腹が立つ2つの原因

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こうへい

チューリップ企画で動画制作を担当しています。
大学生のときに同じことの繰り返しの毎日にどんな意味があるのかと悩みました。しかも友人に相談しても分かってくれる人がなかったことが大きな苦しみでした。
その時に読んだ仏典の言葉に励まされました。その後、講演会の運営の手伝いをする機会があり、さまざまな悩みを持って参加した多くの人たちの声を聞かせてもらいました。私も学びながら、皆さんの悩みに寄り添っていける情報を発信していけたらと思っています。
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