家に居場所がないと悩むあなたへ|大事なのは毎日のちょっとした積み重ね
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。
最近の外出自粛の影響で、一日のほとんどを家の中で過ごすようになりました。
家での過ごし方を工夫して、毎日の生活を送っていることと思います。
家の中での生活を満喫している人がいる一方で、この生活環境の変化に戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
特に、1日の大半を職場で過ごしていたような人は、急に家にいる時間が増えることになります。
中には、家の中に居場所がないと感じている人も少なからずいるようです。
家の中に居場所がないと感じている人が、現状を乗り越えるにはどうしたらよいのでしょうか?
「居場所」とは存在意義がある場所
「家に居場所がない」という声を聞くことがあります。
もともと住んでいたはずの家なのに、なぜ居場所がないと感じるのでしょうか。
居場所というのは、「自分はここにいてもいいのだ」と感じて、初めて作られるものだと思います。
多くの男性は、日ごろ仕事に打ち込んでいるため、家にいる時間よりも、職場にいる時間の方が長いかもしれません。
自分がやるべき仕事もあって、ポストも席もちゃんと用意されている。
そのような状態であれば、自分が職場にいる意味があるわけです。
自分はこの職場に必要だ、と感じているから、職場には居場所があると思えるのです。
家に居場所がないと感じる理由
では、自宅ではどうでしょうか。
自宅には、自分の部屋も、机も、布団もあるかもしれません。
しかし、それでも居場所がないと感じることもあるのです。
一人暮らしの場合は、全ての空間が自分のものですから、家の中丸ごと自分の居場所になるでしょう。
しかし、家族と同居している場合は、家族との関係によって居心地の良さが変わります。
良好な関係が築けていれば、「自分はここにいてもいい」と思えるはずです。
一方、家族とうまくコミュニケーションが取れていない場合、自分ひとり蚊帳の外にいるような思いになるかもしれません。
そうすると、家の中での存在意義が感じられず、居場所がないと感じてしまうのです。
いずれと思っているうちに…
大変な思いをして一生懸命仕事に打ち込むのは、家族を養うためです。
自分ひとり生きていくだけでも大変なのに、家族分の生活費を稼ぐのがどれほど大変か、想像に難くありません。
だから、今は仕事に打ち込んで、いずれ仕事を退職したら家族との時間を取ろうと考えるのも自然なことです。
しかし、普段会話をせずにいると、どんどん心は離れていってしまうのではないでしょうか。
ようやく家族との時間が取れる、となった時には、その溝は埋められないほど広がっているかもしれません。
その家族との間にできた溝が、「家に居場所がない」という結果につながっているのです。
せっかく頑張ってきたのに、それではあまりにも残念です。
コミュニケーションは毎日コツコツと
居場所がないと、ついつい他のところへ避難したくなるものです。
ところが今は、家以外に行けるところもほとんどありません。
ですから、離れてしまった心の距離を近づけるには、今が絶好のチャンスと言えるのではないでしょうか。
家族に対し、ごちそうしたり、プレゼントしたりという特別なことをする、ということではないのです。
心の距離を近づけるのは、毎日のちょっとしたコミュニケーションでしょう。
朝顔を合わせたら挨拶を交わす。
食事は一緒にとって、お互いに今日あったことを話す。
ちょっとしたことでも感謝の言葉をかける。
そういったことの積み重ねが、家族との良好な関係を作っていきます。
家族との良好な関係が築ければ、「家に居場所がない」ということにもならないはずです。
まとめ
家に居場所がないと感じるのは、家の中に存在意義がないと感じるからです。
それは、家族との関係が大きく影響しているのではないでしょうか。
家にいる時間が長い今だからこそ、家族とのコミュニケーションをとることを心掛けてみましょう。
特別なことではなく、毎日のちょっとした積み重ねがお互いの心の距離を近づけていくはずです。
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わか
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