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定年退職後、家に居場所がないと悩んでいる人へ|悩み解消のヒントは「旦那」の語源にあり

わか
2019年7月31日

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

最近、ある方から聞いた話です。
その方は最近定年退職されました。
仕事を退職してからというもの、家にいてもどこか居心地が悪く、ついつい外に出てしまう。
しかし、どこかあてがあるわけではない。
結局、1日に何度も同じコースを散歩する毎日になっている。

定年退職をきっかけに生活がガラリと形を変え、戸惑いを覚える方もあるのではないでしょうか。
家に居場所がないときに、どうすればよいのかを考えてみたいと思います。

居場所がないことは頑張ってきた証拠

家に居場所がないと感じてしまうということは、今までは他に居場所があったということです。
男性の場合、それは職場であることが多いでしょう。

仕事中心の生活を送ってきたことで、家にいる時間よりも職場にいる時間の方が長く感じていたかもしれません。
自分が必要とされている場所だったからこそ、職場は自分の居場所となっていたのです。

家に居場所がないのを家庭を顧みてこなかったからだと責める向きもあります。
しかし、それは逆に、何十年も、毎日毎日仕事に頑張り、会社を支え、家族を支えてきたことの表れでもあります。

家に居場所がないのは、一生懸命頑張ってこられた証拠なのです。

「旦那」の語源は「布施をする人」

よく、奥さんがご主人のことを「うちの旦那」と呼んでいるのを聞くことがあります。
実は「旦那」というのは仏教の言葉に語源があることをご存知でしょうか。
「布施をする人」を意味するサンスクリット語「ダーナ」から来ている言葉なのです。

布施をする人とは、与える人ということ。
一家の大黒柱であるご主人が一生懸命働くのは、家族を養うためです。
自ら率先して体力も時間も気力も費やして、家族に施しをしているのが「旦那さん」なのではないでしょうか。

定年後の「旦那」のあり方とは

では、仕事を退職後、「旦那」としての役割はなくなってしまうのでしょうか。
そうではないと思います。

すでに書いている通り、「旦那」とは「布施をする人」のことです。
お金や物を施すことだけが布施ではありません。
人のために身体を動かすことも、笑顔で挨拶や優しい言葉をかけることもまた布施です。
そういった行いに心がける人こそ、「旦那」なのです。

定年後は、そういった旦那のあり方を目指してみるのはいかがでしょうか。

家に居場所がないと悩む人へ

家に居場所がないと感じるのは、家の中での存在意義がないと思うからではないでしょうか。
家の中のことは妻に任せてきたし、今さら何かするのもなあ…。
そう思うと肩身が狭く、ついつい家にいる時間が少なくなっていくのかもしれません。

もし、家に居場所がないと感じているのなら、今度は家の中で布施を心がけていきましょう。
奥さんの手伝いをしてみたり、笑顔で挨拶を心がけてみたりすることで、家族との人間関係は潤滑になっていくのではないでしょうか。
人間関係がうまくいけば、家の中の居場所もできてくると思います。

まとめ

定年退職後、家に居場所がないと感じている人は多いかもしれません。
それまでは、仕事をし、家族を養うことが旦那さんのあり方だったと思います。

旦那の語源は仏教にあり、元々は「布施をする人」という意味の言葉でした。
布施は、心がけ次第でいくらでも誰にでもできる行いです。
定年後は、奥さんの家事の手伝いをしたり、近所の人と笑顔であいさつを交わしたりすることで布施をしてみましょう。

人間関係が潤滑になれば、家での居場所がないということはなくなるのではないでしょうか。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
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