お金の不安とさようなら|お釈迦さまの説かれる恵まれる人になる方法

こうへい

こんにちは。こころの悩みサポーターのこうへいです。

最近、お会いした方から経済的な不安を聞くことがあります。
年金制度の崩壊や不安定な社会情勢、日常品の相次ぐ値上げなどがあって、この先のことが不安だと言われる方が多いです。
また「年金は減ったのに、水道管の修理など出費がかさむ」と生活の厳しさを言われる方もあります。

そこで今回はお金に恵まれる人と、お金に恵まれずに不安な気持ちから抜け出せない人の違いをお釈迦さまからお聞きしてみましょう。

目次

  • お釈迦さまはお金に困っている人に布施(ふせ)を勧められた
  • 自利利他(じりりた)が恵まれる人になるキーワード
  • まとめ

 

お釈迦さまはお金に困っている人に布施(ふせ)を勧められた

 

以前、こんなエピソードを聞いたことがあります。

ある時、お釈迦さまが弟子たちと托鉢(たくはつ)に出かけられました。
しばらくして、行く手が二つに分かれており、お釈迦さまが右に歩まれようとするとお弟子の一人が言いました。
「お釈迦さま、失礼ですが、道を間違われたのではないでしょうか?
こちらの道は、大変貧しい人々の住む集落に向かいます。
最近の飢饉(ききん)で餓死する者まで、出ているところです。そんな村に托鉢に行かれても、布施する人はいないでしょう。
反対の道ならば、大地主や大商人たちの住む町ですから、布施する人も多くありましょう」

それに対して、お釈迦さまは、こう仰いました。
「道を間違えてはいない。この道が、貧しい村に通ずることは知っている。
布施は貧しい者ほどしなければならないのだ。
彼らが現在、餓死するほどに貧しいのは、過去世で欲深く、布施の功徳を積まなかったからである。
布施を励んだ人は、恵まれた家に生まれ、施しをしなかった人は貧しいところに生を受ける、彼らは自らの報いを受けているのだ。
貧しい中から、米一粒でも布施をして、功徳を積むならば、それにより、彼らは今の苦しい状態から、抜け出せるであろう。
長者の万灯よりも貧者の一灯、布施の尊さは量にはよらない。その心こそが大事なのだ。
貧しさに苦しんでいる人ほど、布施をしなければならないのだよ」
弟子たちは深く頷いたと言います。

このエピソードは、善いタネをまけば善い結果が返ってくる、自分のまいたタネの結果はすべて自分に返ってくるという仏教の根幹(こんかん)の教えを表されたものだと言われます。
お金や物を施せば相手は喜ぶけれど、自分のお金や物は減るので損をするように思う人があるようですが、布施をして恵まれるのは、施しをした本人だということです。

自利利他(じりりた)が恵まれる人になるキーワード

仏教は自利利他(じりりた)の教えだと言われます。
他人を幸せにする(利他)ままが、自分の幸せ(自利)となるということです。
今回の話題で言うと、他人を儲けさせる(利他)ままが、自分が恵まれる(自利)とも言えるでしょう。
自分が厳しいから、自分のことで精一杯だからと、「自分さえ良ければいい、他人のことまで構っておれない」と言っていては、自分が恵まれ、豊かになることはないのです。

この自利利他の教えを実践し、成功を収めたお店の1つが大手百貨店の高島屋です。
高島屋の創業者・初代飯田新七は呉服の行商からはじめて、小さな古着屋を営むようになります。
そこから今日の高島屋へと発展していったのです。
特に高島屋の名が知れ渡ったのが、高島屋のあった京都の町が大火事に遭い、多くの人が焼け出された時でした。
焼け出されて着る物に困っている人たちに、質の悪い着物を高値で売る商人が多く見られた中で、高島屋は目先の利益ではなく困っている人たちの立場に立って商売をしました。
初代飯田新七の跡をついだ2代目飯田新七はこのように語ったと言われています。

「自利利他」は、昔から変わらぬ当店の家風であります

 

また、現在の京セラを創業した稲盛和夫さんも「経営には利他の心が大切である」と次のように言われています。

常に相手にも利益が得られるように考えること、利他の心、思いやりの心を持って事業を行うことが必要です。
稲盛和夫 OFFICAL SITE より)

恵まれる人と恵まれない人の違いは、利他の心にあるのだということが知らされます。

まとめ

お金に恵まれる人とお金に恵まれず不安な気持ちから抜け出せない人の違いはどこにあるのでしょうか。

お釈迦さまは、自利利他(じりりた)を教えられ、「幸せになりたければ、与えることだけを考えなさい」と勧めされました。

自分が苦しいときこそ、利他に心がけることが大切なのです。

私の住んでいる富山県といえば、薬売りが有名です。
富山の薬売りが大切にしていることが信用だと言われます。詳しくはこちらの記事で
信用を得るために大切な意識とは|富山の薬売りに学ぶ信用三本柱

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こうへい

チューリップ企画で動画制作を担当しています。
大学生のときに同じことの繰り返しの毎日にどんな意味があるのかと悩みました。しかも友人に相談しても分かってくれる人がなかったことが大きな苦しみでした。
その時に読んだ仏典の言葉に励まされました。その後、講演会の運営の手伝いをする機会があり、さまざまな悩みを持って参加した多くの人たちの声を聞かせてもらいました。私も学びながら、皆さんの悩みに寄り添っていける情報を発信していけたらと思っています。
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