不満を和らげるには?立場を変えると見方が変わる

九条えみ 九条えみ

こころ寄り添う研究科の九条えみです。

「〇〇してくれない」
「あの人は、 なんでああなの?」

相手に対して、つい不満を抱いてしまうことがあります。
不満な気持ちは、気分の良いものではありません。

心穏やかに過ごすためにも、周囲との人間関係のためにも、
不満を抱く気持ちを少しでも和らげたいものです。

ある女性も、僻(ひが)んでばかりの自分を反省し、考え方が変わったそうです。
どんな出来事があったのでしょうか?

僻(ひが)みの気持ちが変わった話

先日、言葉遣いの研修会に出席した際に、講師から読売新聞の投書欄に掲載された話を聞きました。

「僻んでいた自分を恥じる」 71歳・女性

難聴でいつも苦労してきた。

「すみません、聞こえないんです」と言うと、
どの人も突然、大きな声を張り上げて強い口調で繰り返す。

その言い方はとてもきつく、バカにされているように感じられ、
つい僻(ひが)んでしまったことが何度もあった。

だから人になにかを頼むことが苦痛だった。

ある日、いつも通っている医院に本の忘れ物をしてしまったことに気がついた。

後日、医院に取りに行くと、掃除の女性スタッフがいた。

「すみません、忘れ物をしたんです。本なんですが」と声をかけると、
女性は「すみません、聞こえないんです」と答えた。

一瞬驚いたが、聴こえる様に話さなければ、と思い
さらに大きな声でしっかりと一言一言を区切って繰り返した。

女性が自分と同じように見えた。

そして初めて分かった。

みな、親切心から一生懸命に繰り返してくれただけなのだ、と。
決して馬鹿にされていたわけではないのだ。

僻んでいた自分が恥ずかしかった。

これからはビクビクせずに人に頼もうと思った。

(『読売新聞』2018年9月21日より)

立場を変えると見方が変わる

自分がその立場になってみないと、分からないことは沢山あります。

難聴の女性は、同じく耳の不自由な掃除スタッフの女性に話しかけることで、
初めて難聴の人に話しかける立場に立つことができました。

不満を抱くときは、逆の立場になってみたら分かるというのは私も実感するところです。

 

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九条えみ

九条えみ

こんにちは、九条えみです。会社では主に電話でのお客様サポートや、仏教月刊誌『とどろき』の朗読版に声を吹き込んでいます。生まれた時からニコニコしていたらしく、母につけられたあだ名は「ころニコ」お餅が笑っているような赤ちゃんでした(笑)心の機微に関心が強く、相手が望んでいる言葉は何だろうか?と自然と考えるようになっていました。感受性が強いのか繊細さに悩むこともありますが、 モットーである「笑顔」と「言葉」を軸にして、同じ悩みを持つ方に寄り添うような記事を書きたいと思います。音楽、オシャレ、効率化が好きです(^^)♪
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