人の目が気になるあなたへ|他人の評価で決まる価値は不安定なもの

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いつもお読みいただき、ありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

先日、知人が小学生の娘さんの話をしていました。
2人で外出した際、何かのきっかけで娘さんが泣いてしまったことがありました。

「泣くのなら帰ろう」と促すと、娘さんは次のように言ったそうです。
「今帰ったらお母さんに何で泣いているのって言われる…」

泣いている状態で帰ったら、お母さんにどう思われるだろう。
子どもであっても、周りの人の目を気にして暮らしているんだなあと分かった、と知人は話していました。

私たちは人の目を気にせずにはいられないわけですが、気にしたくないというのも本音です。
今回は、他人の評価の受け止め方について考えてみたいと思います。

人の目が気になる理由

大なり小なり、私たちは人の目を気にして生きています。
それは、すべての人に名誉欲があるからです。

名誉欲とは、他人から褒められたい、評価されたい、嫌われたくないという心のこと。
この名誉欲があるからこそ、他人からどう思われるかが気になるのです。

ただ欲には、名誉欲のほかにも食欲、財欲、色欲、睡眠欲などがあります。
名誉欲よりも他の欲の方が強い、という人は当然あるでしょう。
しかし人間である限りは、名誉欲がまったくないという人はいないのです。

他人の評価を重要視する私たち

欲の中でも特に強いと言われる二つの欲があります。
あるエピソードを通して紹介しましょう。

中国の大河、長江を展望できる山上に王宮があった。
日々、何百艘の船が往来しているのが一望できる。

ある時、皇帝が側の宰相に尋ねた。
「一日にこの河を往来する船は、何百艘ぐらいと思うか」

宰相は即座に、こう答えている。
「はい天子様。二艘でございます」
「馬鹿者、お前の目は節穴か。朕が現に見えるだけでも何十艘あるのに二艘とはなにごとか」

「いいえ、名利の二艘でございます。
多くの船が動いているように見えますが、名誉を得るためか、利益を得るために動いている以外にはございません。故に名利の二艘だと申しあげたのでございます」

皇帝も宰相の名答に深く首肯したという。
(『光に向かって123のこころのタネ』より)

みんな日々名誉欲か、1円でも多くお金が欲しい、損はしたくないという財欲(利益欲)に動かされているのですね。
中でも名誉欲は特に強いなあと感じます。

自分の価値=他人の評価?

人の目が気になるという人は、他人の評価に自分の価値をゆだねている部分が大きいのではないでしょうか。
他人から好かれ、評価される自分であれば価値がある。
そうでなければ価値がないといった具合です。

確かに人の意見を聞くことは大切なことでしょう。
ただ、他人の評価がすべてかというとそうではありません。
他人の評価は、時や場合によって常に変化するものだからです。

自分が周りの人のことを見るときもそうだと思います。
都合のいい言動をしていれば「いい人」、都合の悪い言動をとる人は「悪い人」と評価しているのではないでしょうか。
ですから、同じ人であっても今日は「いい人」で次の日になったら「悪い人」となることもしばしば。

とんちで有名な一休さんは、このことを次のように言っています。

「今日ほめて 明日悪く言う人の口 泣くも笑うも ウソの世の中」

人の意見で自分の価値があるかないかを判断していたら、日によって価値があったりなかったりすることになるでしょう。
よく考えるとそれはおかしなことなのです。

人の目は気にしすぎなくていい

生きていくうえで、人の目を気にしないというのは難しいです。
名誉欲もありますし、人間関係を築くうえで人に気を遣うことは大切だからです。

ただ先に書いた通り、人の目というのは時間や場所によっても刻々と変化するものです。
他人から悪い評価を受けたとしても、それは一時的かもしれませんし、一面的でもあると思います。
ですから、必要以上に人の目を気にすることはないのではないでしょうか。

他人の評価の本質を知って、適切に意見を受け取れば、自らの向上の機会となるはずです。

まとめ

人の目が気になるという人は多いでしょう。
それは、すべての人に「よく見られたい」という名誉欲があるからです。

人の目を重要視している私たちですが、他人の評価というのは刻々と変化するものです。
ですから、非常に不安定なものと言えるでしょう。

必要なところは受け取って、自らの向上の機会にできるといいですね。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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