芦田愛菜さんが語る「信じる」が深い上に人間関係のストレスから解放されるヒントがあった

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こんにちは。こころ寄り添う研究家の九条えみです。

女優の芦田愛菜さん(16歳)が語った「信じること」が深いと話題になっていました。

芦田愛菜さん「信じること」を熱弁

“信じる”がテーマのひとつになっている映画『星の子』(10月9日公開)で主人公のちひろを演じた芦田愛菜さんは、完成報告イベントで司会から「信じるってどういうことだと思いますか?」との質問にこう答えています。

「その人のことを信じようと思います」って言葉がどういう意味なのかと考えた時に、その人自身を信じているのではなくて、自分が理想とするその人の人物像に期待してしまっているのかなと感じていて、だからこそ「裏切られた」とか「期待していた」とか言うけど、その人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけ。

裏切られたと感じる理由

誰かに対して失望や怒りを覚える場合は、その人に「これくらいはやってくれるだろう」と期待していたのに、その期待が裏切られたときだということが分かります。

たとえば、上司が相談に乗ってくれない。部下が期待通りに動かない。

夫が話を聞いてくれない。妻がきちんと家事をしてくれない。

など、誰かに何かしらの期待をしていることが分かります。

なぜ、人に期待してしまうのでしょうか?

それは、自分の都合や欲目が入ってしまうからだと仏教では言われます。

「こうしてもらうと自分に都合が良い」「ああなると都合が悪い」「私が信じたあの人に限ってこんなことはしないだろう」「うちの子はもっと良い学校へ進学できるはずだ」など、自分の都合や欲目が入ってしまいます。

人間関係のストレスから解放される2つの心がけ

1.相手と自分を線引きする

相手がどう動くかは相手が決めること。

それなのに、誰かに期待する生き方では、相手が思う通りに動いてくれたときは良いですが、そうでないことの方が多いでしょうから、何かしら不平不満がつきまとうものです。

人間関係のストレスから解放されるには、相手は相手、自分は自分という線引きをしっかり持つことがまず大事になります。

芦田愛菜さんも、冒頭で紹介した言葉に続けてこのように言っています。

その人の見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる、揺るがない自分がいることが信じることと思いました。

これは相手と自分をしっかり線引きできている考え方です。

相手がどう動くかは相手の問題。

それに対して、裏切られたなどと怒りや失望を感じるか、それも含めてその人と受け止めるかは自分の問題です。

2.コントロールできることに集中する

相手の言動や心がけを変えようとするのは、大変な労力や時間がかかりますし、そもそも期待通りに動いてくれるものではありません。

一方で、自分自身の言動は心がけ一つで変えていけます。

たとえば、家族がリビングに自分の物を置くのでなかなか片付かないという場合。

リビングに物を置くのが習慣化されているので、それを変えるのはなかなか大変です。

それならば、リビングにコートやカバンを置ける定位置を作ってしまうのも一つの手です。

定位置が決まれば、探し物の手間が省けて快適だと定位置を守ってくれるようになるかもしれません。

他にも、仕事やサークルなどで協力的じゃない人に、もっと積極的に動いてもらいたい場合。

相手が自分で納得しないと、なかなかこちらに協力的にはならないでしょう。

そのために、自分が努力できることとして、たとえば、相手が挑戦する先に待っている未来を語り夢を与えてあげる、信頼し尊敬されるよう人格を磨く、相手が好きそうなことをリサーチして提案する、などでしょう。

自分がコントロールできるのは、相手が動きやすいように環境を整えるまで。

そこを整えた上で相手がどう動くかは、期待せずに気長に待つ。

こうすれば要らぬ失望や怒りで心が乱されることは少なくなります。

まとめ

「人を信じる」という場合、自分が理想とするその人の人物像に期待していると語った芦田愛菜さん。

その期待が外れたときに裏切られたと失望したり怒ったりしますが、それでは人間関係のストレスを感じやすくなります。

人間関係のストレスから解放される2つの心がけとして

1.相手と自分を線引きする

2.コントロールできることに集中する

これを意識すれば、ストレスもぐんと減ります。

芦田愛菜さんが言う「その人の見えなかった部分が見えたときに、それもその人なんだと受け止められることができる」というのは、「諦観(たいかん)」という仏教の考えに通じます。

「ありのままにみる」という意味で、勝手な解釈を入れずに、物事をありのままに見る思考法です。

ありのままに見ることとイライラの関係性。そして、少しでも相手に寛容になる考え方について「人間関係のイライラを解消するには?|心穏やかに過ごすための3つの行動」の記事で紹介しています。

人間関係のイライラを解消するには?|心穏やかに過ごすための3つの行動

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九条えみ

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チューリップ企画では、『月刊なぜ生きる』お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
心が穏やかになった人へ
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