「みんなと同じ」が正解じゃない。長所が発揮できる環境を選ぶ大切さ


こころ寄り添う研究家の九条えみです。

昔から「適材適所」という考えが好きだったのですが、自分がHSPの特性に当てはまることを知ってからなおさら意識するようになりました。

HSPとは「とても敏感な人」という意味で、人口の5人に1人はいる先天的な気質であるといわれます。

*HSPについて詳しくは「敏感で生きづらい人はHSPかも|HSPとは?心を軽くする2つの方法もご紹介」に書いています。

HSPは人や環境から刺激を受けやすいので、環境によってパフォーマンスが大きく左右されます。

そのため、HSPはとくに長所が発揮できる環境を選ぶことが大切になるそうです。

HSPに当てはまらない人も、人には長所と短所がありますので、長所が発揮しやすい環境を選べば結果も出やすくなるでしょう。

個性は人それぞれ

人にはそれぞれ個性があります。

自分が苦手なことでも他の人は得意であったり、他の人は得意なことでも自分は苦手ということがあります。

それは人それぞれ生まれた環境や生い立ちが違いますし、経験してきたことも違うからです。

当然、価値観も能力も異なってきます。

「みんなと同じ」じゃないと不安?

一方で、私たちは他人と比べることで自分の能力や存在意義を見出そうとする側面があります。

たとえば、自分一人では足が速いのか遅いのか判断できません。

誰かと競争してみて初めてあの子よりは足が速い、この人よりは足が遅いと自分の足の速さが分かります。

同じように自分の能力も周りと比べて初めてどの程度のレベルか分かります。

周りの人たちが難なくこなしていることを、自分は苦手に感じたり上手くできなかったりして落ち込むのは、自分が劣っているように感じるからです。

だから、なるべくみんなと同じになろうと頑張るのですね。

しかし、個性は人それぞれですから、すべて「みんなと同じ」にする方が難しいかもしれません。

他人と同じようにできないからといって落ち込んだり、逆に、自分よりできない人をみて威張る必要はないのですね。

環境を選ぶ大切さ

個性は人それぞれですから、長所を発揮しやすい環境も人それぞれです。

長所を発揮しやすい環境とは、良い方向に結果が出やすい環境のことです。

良い結果は自分の努力がなければ現れませんが、努力のみで結果が左右されるものでもありません。

周りにいる人や、どういった状況にあるかで、結果が出やすかったり、なかなか芽が出なかったりと変わるものです。

「いつやるの?今でしょ」のフレーズでお馴染みの林修先生は、努力についてこのように語っています。

努力は裏切らない、という言葉は不正確です。
正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量なされた努力は裏切らない、が正しいんです。

正しい場所というのは、自分の長所が発揮しやすい環境のことです。

手先が器用な人、コミュニケーションが上手な人、慎重で着実に物事を進める人、とにかくパワフルで周りも明るくする人…などそれぞれの長所が発揮しやすい環境に身をおけば、自分もやりがいをもてますし、周りも助けられて喜びます。

何かをするときに、自分だけでなく全体や周りのためにもなるか?という視点を一人一人が持てば、助け合いの生きやすい世の中になりますね。

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九条えみ

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チューリップ企画では、『月刊なぜ生きる』お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
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