他人に怒りを感じたとき上手に乗り切る方法|仏教的アプローチで心に平穏を

こんにちは、みさきです。

親や子供、配偶者、職場の同僚など、日常生活で相手の言動にイライラすることは誰にでもあります。

しかし、怒りを相手にぶつけると、様々な損失を被ることになります。

中でも怒りの最も大きな悪影響は、人間関係の破壊です。

人間関係が悪化すると、相手からの信頼を失い、イライラすることが増え、仕事では昇進のチャンスを逃したり、プロジェクトから外されることもあります。

また、ストレスの増加や体調不良など、自分自身に悪影響が及びます。

そこで今回は他人に怒りを感じた時、感情を上手に乗り切る方法についてお話ししたいと思います。

相手に対する期待を見直す

部下や後輩、夫や妻、親や子供に「どうして〇〇できないの?」「もっと〇〇してほしい」と言ってしまうことがあります。

相手が心の余裕を持っていれば、これらの言葉が反省を促すこともありますが、多くの場合、相手は心を閉ざし、喧嘩や暴力に発展することもあります。

これは、相手を自分の思い通りに動かそうとする心理からきています。

相手への過度の期待が、小さな失敗や違いにも敏感になり、相手が自分の期待通りに動かないことにイライラし、その怒りをぶつけてしまうのです。

他人に過度に期待するのが実は怒りの原因なのです。

これは、他人に理想的な行動を期待することで安心を得ようとしている心理かもしれません。

仏教ではこれを「他因自果(たいんじか)」と教えています。

「他因自果」とは、他者が原因で自分に幸せや不幸が起こるという思考です。

仏教では、「自因自果(じいんじか)」の思考で常に行動することを勧められています。
「自因自果」とは、自分の行動が自分の幸・不幸を生むという教えです。

相手を変えようとするのではなく、自分がどう行動するかに集中してみましょう。

相手の現状を認め、肯定的な言葉をかけることが効果的です。
「よく〇〇しているね」「よく〇〇したね」といった言葉は、相手に自信を与え、望む行動を引き出すことができます。
相手の落ち度を責めると、双方が苦しむことになりますが、相手を尊重すると、心の受け取り方が全く変わります。

これが「自分の行動が自分に結果をもたらす」という「自因自果」という考え方です。
これを実践すると、相手に変化を促すのが自然で効果的になります。

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みさき

はじめまして、みさきです。 チューリップ企画で「動画で学べる仏教」を制作しています。 10年間、旅のプランニングの仕事を通して、幅広く多くの方々とお話してきました。旅には各々の想いがあり、じっくりとお話をしながら旅のお手伝いをしていきます。人と関わる中で人間関係で悩んでいる人が多いことを知りました。 8年前に仏教とご縁があり、人間の心についてずば抜けた洞察の深さに感動して、今の仕事に至っています。日常の悩みについて仏教ではどう教えられているかを発信してゆきたいと思います。
心が穏やかになった人へ
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