傍にいるのに寂しいのはなぜ?|孤独感との上手な付き合い方

わか わか


いつもお読みいただき、ありがとうございます。
チューリップ企画スタッフのわかです。

孤独といえば、一人でいる時に感じることが多いものだと思われています。
ところが、大勢の人に囲まれていても孤独に悩んでいる人もあります。
そのような人の方が、孤独感は深刻なようです。

言いようのない孤独感を感じた時、どのように向き合えば良いのでしょうか。
今回は孤独感をテーマに考えてみたいと思います。

孤独はどこにある?

「孤独は山になく、街にある。
一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にあるのである。」

『人生論ノート』の中で、哲学者の三木清さんはこのように書いています。

冒頭に書いた通り、孤独といえば一人でいる時に感じるものと多くの人が思っています。
しかし、孤独は一人ではなく、大勢の人間の間にあるものだと言われているのです。

知人の女性は、結婚する前よりも結婚した後の方が、寂しさが強くなったような気がすると話していました。
そのように感じるのは、なぜなのでしょうか?

孤独感の理由

私たちは、誰かと一緒にいれば孤独感は解消されると思っています。
だからこそ、一緒に過ごす人を求めているのです。

ところが、一緒に過ごす人がいても孤独感にさいなまれる人は多いようです。
それはひとえに「分かり合えないから」ではないでしょうか。

大切な人であればあるほど、自分のことをよく分かってくれているはずと思います。
それなのに、実際には理解されていなかったり、気持ちが伝わっていなかったりする。
分かってくれているという期待が大きければ大きいほど、寂しさも大きくなるでしょう。

お釈迦さまが教えられる人生の実態

お釈迦さまは人生について「独生独死 独去独来(どくしょうどくし どっこどくらい)」と説かれています。
生まれる時も独り、死んでいく時も独り、独りで来て、独りで去っていく、ということです。

それは一人でいても、大勢でいても変わることはありません。
これは私たちの心の姿を言われたものだからです。

私たちは一人一人過ごしてきた時間も、場所も、経験も違います。
ですから、同じものを見ていても、感じること、考えることが異なるのです。

同じ時間に同じ場所で過ごしていても、心は一人一人別の世界にいるから孤独感があるのですね。

孤独感との上手な付き合い方

人生の実態からすれば、分かり合えないのが普通なのだということが分かります。
どれだけ大勢の人に囲まれていても孤独感はなくならないということなのですね。

私たちは、親しい人なら自分のことを分かってくれるはずという前提に立っています。
しかし、実態はそうではないので、そのギャップから孤独感に悩んでいるのです。

まずは、どんなに親しい人でも分かり合えない部分があるという前提に立つことが大切ではないでしょうか。
そして、気持ちを言葉で伝えていく努力をすることが、周りの人たちとお互いの世界をつなげる架け橋になってくれるでしょう。

孤独感は誰にでもあるものという前提に立つと、人との接し方もいい意味で変わってくると思います。

まとめ

孤独感に悩むのは、分かってくれると思っていた相手と分かり合えない現実にショックを受けるからです。
しかし、私たちの人生の実態は、一人一人の心が孤独であるということです。

分かり合えないのが当たり前という前提に立てば、言葉にして伝える努力が生まれます。
孤独感はどうしてもつきまとうものですが、うまく付き合って、よい人間関係を築いていきたいですね。

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わか

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。
静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。
日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。
今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
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