人間関係がこじれるのはほんの些細な一言から|言葉には細心の注意を

いつもお読みいただきありがとうございます。
お悩み解消研究家のわかです。

自分としては何気なく言ったことだったのに、相手がひどく落ち込んでしまった経験はないでしょうか。
「なんでこんなことで?」と戸惑いますが、相手にとってはとても重要だったということなのでしょう。

人間関係がこじれる原因は、意外と些細なことだったりします。
今回は、人間関係をこじれることがないように、言葉をテーマに考えていきたいと思います。

人間関係がこじれるきっかけ

知人が一生懸命書いた記事に対して、読んでもいないのに「どうせこじつけでしょ?」と言った人があったそうです。
しかし、知人は言われた瞬間にカチンと来て、仲良くできそうにないと思ったと言っていました。

その人は冗談で言ったのかもしれません。
しかし、冗談はその時の状況や内容によって流せる場合と流せない場合があるものです。
言った本人にとっては些細なことでも、言われた相手にとっては重要なことだってあるでしょう。

人間関係がこじれるきっかけはほんの些細な一言なのです。

価値観の違いを頭に入れる

人間関係をこじれるようなことをあえて言う人はないでしょう。
しかし、人間関係がこじれてしまうのは、無意識に思うままを発言しているからです。

人は自分の価値観を抜きにしては物事を見ることができません。
何も意識しなければ、自分の価値観をそのまま口にしてしまうでしょう。

しかし、人にはそれぞれ、大事にしている考え方やこだわりがあるものです。
中には自分とは真逆の価値観を持っている人もあります。

それを頭に置いて発言をしないと、ちょっとしたことから人間関係がこじれる可能性があるのです。

意外と強い言葉の力

言葉は形には残りません。
ですから、すぐに忘れるだろうと、何気なく発言してしまうことが多いのです。

しかし、言葉は意外と人の心に残るものです。
仏教では、語殺(ごさつ)とか、舌刀(ぜっとう)と言われます。
何気なく言った一言が、相手の心に突き刺さり、深く傷つける。
言葉は気をつけないと恐ろしい刃になるのです。

誰にでも使えるからこそ、不用意な一言で人間関係がこじれる例はたくさんあります。
言葉の力は私たちが思っている以上に強いということなのでしょう。

人間関係をこじらせないために

人それぞれ価値観が違いますから、同じ言葉でも気にしない人もあれば、気分を害する人もあります。
どんな言葉を使ったらよいかは非常に難しいと思います。

人間関係をこじらせないために大切なのは、相手をよく知ること。
そして、極力相手を褒める言葉を使うことです。

言葉は凶器になると書きましたが、逆に相手を喜ばせるプレゼントになることもあります。
褒められて嫌な気分になる人はいないのではないでしょうか。
場合によっては、どんなプレゼントをもらうよりも嬉しく、その人を勇気づけるのです。

仏教では言葉を施す言辞施(ごんじせ)が教えられています。
優しい言葉を贈って、人間関係を円滑にしていきましょう。

まとめ

人は1人1人大事にしているものや価値観が違います。
ですから、自分が何気なく言ったことによって相手を傷つけてしまうこともあります。

人間関係をこじらせないためには、相手を褒めることに心がけてみるのがよいと思います。
言葉に注意をするのも一つ大切なことなのではないでしょうか。

The following two tabs change content below.
Avatar photo

わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
心が穏やかになった人へ

おすすめの記事