儲け話はなぜ儲からない?お金で失敗しない心の持ち方

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心寄りそう研究家の九条えみです。

私は仕事柄、60代以上の方とお話しする機会が多いのですが、なかには退職金と年金で生活している心細さを語られる人もあります。

今から再就職するわけにもいかず、お金は減っても増えることはない。

しかし、歳を重ねるほど医療費などでお金は必要になる。

そんな時に「絶対に儲かる」と親しい人から声をかけられたら、どう思うでしょうか?

今回は「お金で失敗しない心の持ち方」がテーマです。

儲け話に乗って退職金をだまし取られた男性

知人から聞いた話です。

現役時代に一生懸命働いたおかげで、退職後は旅行や趣味と悠々自適(ゆうゆうじてき)に暮らしていた70代の男性がいました。

退職金も老後生活を送るには困らないほど貰っていたのでしょう。

そんな男性に儲け話が舞い込みました。

「海外企業に投資しないか?

絶対に儲かる株があるんだ」

言葉巧みに話したのでしょう。

どんな会社か下調べもせずに数百万円を投資したのです。

結果は大損。

残ったのは売れない株と、だまし取られたという絶望と後悔だけでした。

今は旅行や趣味は控え、人との付き合いもなるべく減らして、節約生活を送っているそうです。

儲け話になぜだまされるのか

この話を聞かせてくれた知人は、

本当に儲け話なら、他人に勧めない

と言いました。

たしかに、そうですよね。

お金はみんなが欲しいもの。

苦労して手に入れるお金を他人にやすやすとくれてやる、なんて普通はしませんよね。

しかし、金に目がくらむと冷静な判断ができなくなるのでしょう。

なぜなら、私たち人間には欲望があるからです。

お釈迦様は、これを5つに分けて「五欲(ごよく)」と教えられました。

どんな人でも五欲を持っています。

五欲のうちの1つが財欲(ざいよく)です。

お金や物が欲しいという欲望をいいます。

お金や物がなければ、食べることもできず、生命維持に必要な物資も持てず、生きてはいけません。

財欲がなければ人間は生きられませんが、財欲で人生を棒に振る人も多い、というのも事実です。

総理大臣を務めた人までもが汚職事件で獄舎につながれています。

「これくらいよかろう。もうちょっと、あとちょっと・・・」と手を伸ばし、やがて取り返しのつかない事態に陥るのが底知れぬ欲の恐ろしさなのです

まとめ

私たちは財欲がなければ生きてはいけませんが、金に目がくらみ大損したり、取り返しのつかない過ちを犯したりすることがあります。

財欲によって日々動かされている自分だなぁ、と知って客観視できれば、甘い話に警戒することができるでしょう。

こんな詩があります。

省みよ 日に幾度も 省みよ 欲と怒りの 絶え間なければ

大儲けすると大損するともいわれます。

何事も堅実に努力していくことが成功の秘訣なのですね。

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九条えみ

チューリップ企画では、お客様サポートおよびウェブでの情報発信を担当しています。仏教を学んで約10年。仏教の視点からお悩み解消のヒントをご紹介できればと思います。
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