夏休みの宿題は人生の縮図!?|夏休みの宿題の攻略法(2)

小塚リョウ

こんにちは、小塚リョウです。
前回の夏休みの宿題は人生の縮図!?|夏休みの宿題の攻略法(1)に引き続き夏休みの宿題について書いていきます。

目次

  • 夏休みの宿題が終わらないのは進め方がわからないから
  • 敵を知り、己を知る
  • 計画の本質は分割にあり
  • まとめ

夏休みの宿題が終わらないのは進め方がわからないから

前の記事で書きましたが、夏休みの宿題は期間約40日間と長期に渡り、宿題はドリル、絵日記、観察日記、自由研究、読書感想文等、様々な宿題を同時に進める必要があります。
これは児童にとっては大きなプロジェクトです。

大きな目標を目にすると、何から手を付けていいかわからなくなります。
そうしている内に時間だけが過ぎ去ってしまいます。

旅行や花火、レジャーや帰省のスケジュールは決まっているので予定に従って行動している内に8月末…
こんなことにはならないように、予め計画を立てる必要があります。

今日、今の時間、何をするべきか明らかならば、ためらいなく実行することが可能です。
計画を立てることは、なにから手を付けていいかわからないという心理障壁を取り除く上でも重要なのです。

もし、あなたが、企業のエンジニアであったとしましょう。
あなたが上司からいきなり、
「君は今日から次期プロジェクトのリーダーだ。直ちに40日間の開発プロジェクト計画を立てて提出しなさい」
と言われたらどうでしょうか。おそらくは何をしたらいいか困るのではないでしょうか。

同様に、児童がいきなり夏休みの宿題の計画を立てろと言われても、何をしたらいいのか、分からないのです。
宿題の学習計画については保護者が子どもにどのように計画を立てるのかを教えなければなりません。
また、立てた計画について、初めの内は子どもと一緒に保護者が進捗を管理していく必要があります。
子どもに『どうやってプロジェクトの計画を立てるのか』を指導していくのです。
以下に計画の方針を書いていきます。

敵を知り、己を知る

孫子の兵法には

「彼を知り 己を知れば 百戦殆うからず」
「彼を知らず 己を知らざれば 戦う毎に殆うし」

とありますが、これは夏休みの宿題にも当てはまります。

彼とは宿題であり、己とは自分の行動予定、イベント等のことです。
彼(宿題)を知り、己(自分の行動予定等)が明らかであれば、宿題を終える計画を立てるのに何の問題もありません。
反対に宿題の量を見誤ったり、自分の行動予定が管理できていないと、宿題が終わらなかったり、計画倒れになってしまう恐れがあります。

計画を立てる前に、宿題の全容を明らかにする必要があります。
ドリルは何冊で何ページ程あるのか、絵日記は何日分書く必要があるのかなどです。
自分の行動予定も同様です。
7月末に海水浴やプールに行く、8月半ばに帰省等、大まかなスケジュールを洗い出します。
スケジュールがはっきりすれば、「海水浴の日は絵日記を書こう」とか、「8月の帰省までには宿題を終わらそう」といったように計画を立てる参考になります。

これらは思考を整理するという意味でも、紙に書き出しましょう。

計画の本質は分割にあり

C・N・パーキンソン(英国・歴史学者)は著書『パーキンソンの法則』の中で以下のように著述しています。

「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」(パーキンソンの第1法則)

私たちは仕事と期間を与えられると、仕事を終えるのに期間を全て使い切ってしまう
とパーキンソンは指摘しています。
この法則に従うならば、無計画に宿題進めた場合、8月31日ギリギリまで夏休みの宿題に費やしてしまいます。

ある仕事を、どれだけの期間でこなせるか推定することは、易しいことではありません。
仕事の量と、期間が増えればなおさらです。
このため私たちは、与えられた時間を目一杯使って、仕事を行うのです。
この問題に対するアプローチの一つが、『分割』です。
時間と仕事を管理しやすいレベルに分割するのです。
具体例を挙げれば、計算ドリル1冊終えるのにどれくらいの期間がかかるか分かりませんが、1ページだったらどうでしょうか。
10分〜20分くらいかなと目安が立てられると思います。
こう考えることで、ではドリル1冊は何時間で終わるのか、自由研究にはどれだけ期間を割けばいいのかなどの見当が付けられます。
その上で、何日までに終わらせるか、1日何時間宿題に取り組めばいいか見当をつけていきます。
算出したドリルの完了期日、1日の宿題に取り組む時間は紙に書き出して、子どもと保護者で共有しましょう。
そして1日の終わりに、宿題に取り組む時間は達成できたか、ドリルは何%進んだか進捗をチェックしましょう。
もし予定に遅れがある場合や、ペースを上げたい場合は計画を修正していきましょう。

まとめ

  1. いきなり計画を立てろと言われても、子どもは計画の立て方が分からない。保護者が計画の立て方について指導する必要がある
  2. 宿題の総量と自分のスケジュールを列挙することが、計画を立てる上で重要
  3. 計画を立てる上で、宿題を自分が管理できる分量まで分割することが大事

今回は計画を立てる上での考え方について書きましたが、最終回は実践編です。

夏休みの宿題は人生の縮図!?|夏休みの宿題の攻略法(3)

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小塚リョウ

猫とカレーをこよなく愛し、趣味は日曜大工とプログラミングです。株式会社チューリップ企画の情報システム担当のエンジニアとして働いています。
多くのモノや情報があふれる時代だからこそ、モノを通していかにみなさんの生活を豊かにするかということが、今エンジニアが、社会から求められていることだと思います。日々情報システムを開発する一方で、エンジニアの視点から、どうすれば豊かに暮らせるか、研究して情報発信していきたいと思います。
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