毒親・毒母かもしれない|過干渉な言動に悩むあなたへの心が穏やかになる対処法

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心穏やかアドバイザーのヒロカズです。
大雪の日に仕事で石川県にいましたが、その日はちょうどセンター試験。
電車に乗ると受験生で電車は溢れていました。
その中に受験生と一緒に受験生の母親が電車に乗っている姿がちらほらありました。
試験会場まで車で送る親は私の頃にもありましたが、今は電車に乗って試験会場についていく人がいることに少し驚きました。
センター試験は子供が最初にぶつかる人生の大きな岐路ですが、独り立ちできる機会を親が失わせているようにも思いました。
子供の人生に過干渉な親は子供に悪影響を与えているのかもしれません。
今日は毒親、毒母と言われる過干渉すぎる親の言動について考えてみたいと思います。

毒親・毒母とは

毒親、毒母という言葉を初めて聞いたのは今から半年前です。
「毒」という強烈な言葉に驚きましたが、子供に悪影響を与えるという意味で「毒」という字が使われているそうです。
児童虐待、児童放棄だけでなく、子供の言動に過干渉であったり、過保護すぎることも「毒」と言われ、毒親、毒母と言われます。

フグの毒にあたると苦しんで死に至るように毒とは苦しめるもの、恐ろしいものの代名詞として使われますから、毒親、毒母とは子供を苦しめる親、子供を苦しめる母、恐ろしい親、恐ろしい母ということになるでしょう。
児童虐待や児童放棄のように明らかに態度で示されれば毒親、毒母かどうかはっきりわかりますが、過干渉や過保護となるとどこまで毒親、毒母の言動となるのかはっきりしなくなるのかもしれません。
過干渉や過保護の場合、親が子供の為にと思ってやっていることが、子供にとっては過干渉すぎる言動となって毒親、毒母となっていることがあるからです。
センター試験の当日に子供と一緒に電車に乗って試験会場まで行くような言動が子供の為なのか、自分を安心させる為なのか一度振り返ってみる必要があるのかもしれません。

毒親・毒母の過干渉な言動の結果は。。。

「子供の為」の行動が実際は「自分の為」であるということが往々にしてあるのではないでしょうか。
生んで育てた我が子に年をとってから相手にされなくなったり、虐待された親は、「こんな子供、育てるのではなかった」という後悔が起きると言われます。
しかし、よくよく考えてみれば、自分が子供にとって毒親、毒母として苦しい思いをさせてきた結果が返ってきているだけなのかもしれません。
「こんな子供、育てるのではなかった」という後悔をする前に今、子供に関わっている言動が過干渉や過保護すぎないか、それによって子供が苦しんでいないか、まずは子供の話をよく聞くところから始める必要があるのでしょう。
そうすれば、子供との新たな関わり方が見えてきます。

誰でもなりうる毒親・毒母への対処法

毒親、毒母には誰にでもなりうる可能性があります。
なぜなら、人間の本性に「毒」が含まれていると言われているからです。

仏教では108つの煩悩が教えられていますが、その中でも特に恐ろしい3つのものを三毒(さんどく)の煩悩と言われます。
煩悩の中で猛毒を含んでいるものが3つあるということです。
その108つの煩悩のかたまり、煩悩に目鼻をつけた煩悩具足(ぼんのうぐそく)が人間だと仏教では教えられています。
仏教には毒親、毒母になる原因がどこにあるのか記されているのです。
毒親、毒母となり子供に過干渉、過保護すぎるかもしれないと気になった人はお釈迦さまのお言葉に耳を傾けると毒親、毒母から脱し、親子ともども幸せな人生に好転するに違いありません。

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ヒロ☆カズ

チューリップ企画のヒロ☆カズです。 31歳で肝臓の病気にかかり、2度の入院を経験しました。朝起きて仕事に行く。休日は友人と出かけるという当たり前の日常を失い、初めて、朝起きて仕事に行けることが当たり前でないことに気が付きました。 当たり前の1日がかけがえのない1日であることに気づけば、悩みが感謝の心へ変わるのかもしれません。闘病中に読んだ本や勇気をもらったさまざまな言葉からヒントを紹介したいと思います。
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