人間関係をこじらせないで断りたい!|飲み会の誘いを断るための3つのポイント

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こんにちは!
お悩み解消研究家のわかです。

忘年会や新年会、歓送迎会などの飲み会の誘いを受けた時、アルコール類が苦手な私はいつも憂鬱な気分になります。
飲んでいる人と飲まない自分との温度差を感じるといたたまれなくなるんですよね。
参加した時には食事を楽しむことにしてやり過ごしていますが、できれば穏便に断りたいなあというのが正直なところです。

そこまでではなくても、飲み会は気が乗らないと感じる方もおられるのではないでしょうか?
今回は、飲み会への誘いを断るときのポイントを考えていきたいと思います。

誘いを断るのをためらうのはなぜ?

行きたくないなら行かなければいいのに、なぜ誘いを断ることをためらうのでしょうか。
それは、誘いを断ることによって人間関係をこじらせる可能性があるからです

職場ではなく、個人的な飲み会などの場合、相手は当然来てほしいと思って私に声をかけてくれるわけです。
それなのに断るということは、相手の期待を裏切ることにもなります。
1度だけならまた声をかけてくれるでしょうが、2度3度と重なると、声をかけづらくなるでしょう。
結果、飲み会以外の誘いもなくなってしまうということにもなりかねません。
仲間外れにされてしまうのは結構辛いですよね。

だから、本心では気が乗らなくても、簡単に誘いを断ることができないのです。

飲み会に行きたくない理由

そう思うなら行けばいいじゃないか、ということなのですが、行ったら行ったで自分にとってはストレスになります。
周りのノリについていけない。
愛想笑いは結構疲れる。
飲み会はお金もかかる。
皆と一緒に盛り上がることができなくて自己嫌悪。

自分だけ別の世界にいるようで、居場所のなさを痛感してしまうかもしれません。
誘いを断ることで仲間外れにされるのも辛いですが、飲み会に行くと、別の孤独感がつきまとうのです

こんなことなら行かなければよかったと思うくらいだったら最初から行かない方がいい。
だからこそ、誘いを断れるものなら断りたいと思うのでしょう。

飲み会の誘いを断るための3つのポイント

では、どうすれば人間関係をこじらせることなく、飲み会の誘いを断ることができるのでしょうか。
3つのポイントを考えていきたいと思います。

①日頃から相手のことを大切にする

自分が誘いを断られた時の心理を考えてみます。
誘いを断られるというのは、相手に理由があったとしても、やはり残念なことです。
しかし、誘いを断られたからといって、それだけで相手のことを嫌いになることはないでしょう

私たちは、誘いを断ることで相手との人間関係が崩れてしまうと思っていますが、そうではありません。
もし、誘いを断って人間関係がこじれたとしたら、それはその前にこじれる原因を積み重ねてきたからなのです

日頃、自分が話しかけてもむすっとしていて、対応もなんとなく雑なような気がする。
そういう人に声をかけて、誘いを断られたら、それが決定打となって、「ああ、この人はやっぱり私のことが嫌いなんだな」と感じ、誘う気も失せてしまうでしょう。
そのうち距離を置くようになるかもしれません。

一方、日頃から笑顔で、誠意を持って接してくれる。
誘いを断られたとしても、自分のことを大事にしてくれていると感じる相手に対して、悪い印象は抱かないでしょう。
「あの人には来てほしい」と思い、また声をかけるのではないでしょうか。

人間関係はやはり日頃の積み重ねが大事
誘いを断るという選択をしても信頼が崩れることのないよう、日頃から相手に対して誠意ある接し方を心がけたいですね。

②飲み会以外の誘いには極力応じる

そもそも、誘いを断るのはそれが飲み会だからです。
飲み会以外の誘いで特に問題がないのなら、なるべく行くようにするのが良いと思います。

以前、信頼残高という話を聞いたことがあります。
信頼というものは、たとえるなら、銀行への預金のようなもの。
預け入れをすればするほど、相手からの信頼は大きくなっていくのです

では、預け入れとは何かといえば、相手が喜ぶことをするということです。
逆に、相手に残念な思いや嫌な思いをさせてしまうと、預金を引き出したことになり、信頼は減ってしまうのです。
相手の喜ぶことはいろいろあるでしょうが、1つには誘いに応じることでしょう。
誘いを断れば、それだけ残高は減っていきます。

減った分は増やすしかありません。
1度誘いを断るのなら、その埋め合わせとして、別の誘いには応じるように心がけると、相手との信頼関係が崩れることはないのではないでしょうか

③理由を伝えて誠意をもって謝る

ここまでは日頃の相手に対する接し方について書きましたが、誘いを断る時にも、大事なポイントがあると思います。
それは断り方です。

理由も言わずにただ断るだけでは、相手も釈然としないものが残るでしょう。
「自分のことが嫌いだから行きたくないのでは」と、誤解してしまうかもしれません。
そういった誤解を避けるためにも、差支えないなら理由をはっきりと伝えることが大事ではないでしょうか
そして、ぶっきらぼうに断るのではなく、誘ってくれたことへのお礼と、申し訳ないという気持ちをきちんと伝えましょう。

「飲み会が苦手だから」「明日は朝早くから仕事があるから」「今は金銭的に厳しいから」
理由があってのことだと分かれば、相手も安心して別の機会に声をかけることができると思います。

まとめ

世の中には飲み会が好きな人もいれば、飲み会が苦手な人もいます。
また、飲み会が好きであっても、気分が乗らないときもあるかもしれません。

・日頃から相手のことを大切にする
・飲み会以外の誘いには極力応じる
・理由を伝えて誠意をもって謝る

人間関係を潤滑にするには、日頃からの接し方が大切なのですね。

以下の記事では、人間関係を作る上での言葉の大切さを紹介しています。

職場の人間関係がギスギスするのはなぜ?|ギスギスした職場が改善する「言辞施」

断るときには相手の気持ちを考えて、言葉や態度を選んでいくと、人間関係もこじらせないで済むのではないでしょうか。

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わか

チューリップ企画コールセンターのわかと申します。 静岡の温暖な気候の中で育ったせいか、のんびりと構えていることが多く、周囲からはよく「いつも安定しているね」と言われます。 日常の様々な出来事を物語化することが好きです。学生時代、家ではほとんどの時間を机の前で過ごし、ノートに散文を書きためる日々を過ごしていました。そんな小さい頃からの癖で、日常の出来事を無意識に観察していることがあり、見ているうちに周囲の人間関係も客観的に把握することができるようになりました。 今まで見てきた人間関係、自分自身の悩んだ経験や、日々の電話応対の中でのお客様の声などを通して、皆様の悩みに寄り添える記事を書いていきたいと思います!
心が穏やかになった人へ
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